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リグフックチヌとは

リグフックチヌとは、オーナーばりのカルティバというルアー用フック、ジグヘッドなどを扱うブランドのチヌ用リグフックとなります。
チニングを行うにあたって真冬の厳冬期などチヌ、キビレの食いが渋い時があります。そのような時に選択肢の一つとしてパワークラブやガルプサンドワーム、ちびチヌムシなどの小型ワームを使用したくなることもあります。
但し、小型ワームを使用する際にワームに合わせるフックやジグヘッドが少なく困ることがあります。
既存で販売されているチヌ用のジグヘッドである程度ボトムでの根がかり回避能力の高いものが数点ございますが、大きな岩やゴロタがひしめき合っている場所では、専用のジグヘッドでもシンカー部分が岩と岩の隙間に入り込み根がかりに苦しむことがあります。
昨今チニングで多くの方が使用しているフリーリグだとジグヘッドに比べて細めのシンカーを使用することで岩やゴロタがひしめき合っている岩礁帯でもすり抜け性能が高く、根がかりがかなり軽減できボトムを果敢に攻めることが出来ることでバイトを得る確率も増加します。
但し、フリーリグの場合は、2.5インチ前後~3インチ前後のワームに合うオフセットフックやストレートフックは多々販売されてますが、1インチ~1.5インチ強のワームに合うフリーリグ用のフックは殆ど知られてないと思います。
そこでフリーリグで小型ワームを使用出来るフックを探してみました。色々探してみた結果このリグフックチヌを購入し試してみた結果、根がかりがかなり軽減出来て非常に使いやすいことがわかり、実際に厳冬期である2月にチヌとキビレを釣ることが出来ました。
使用してみて感じた良い点としては、餌釣りで使用される管付チヌ針並みに耐久性が強く、良く刺さります。一度フッキングしたらなかなかバレないと思います。よほどのことが無い限りフックが伸ばされることは無いと思います。
そしてフックのアイの部分が大きめになっており、フロロカーボンの太めのリーダーも結束しやすいです。管付チヌ針だとアイの部分が小さくて筆者が良く使う3号のリーダーだと通しにくかったのですが、こちらはアイが大きくて良いです。
また、アイの部分が大めなメリットとして人によると思いますが、スプリットリングも使用できフック交換が行いやすいメリットもあります。(筆者はスプリットリングは使いません)
そしてフックの軸の部分にはワームキーパーが設置されておりワームがずれにくくなってます。
気になる点としてフックの針先が出ている状態なので針先が根にひっかかる点はについては、本ワームはフックサイズが♯6、♯4、♯2と3種類販売されており(♯6が最も小さなサイズ)根が荒いところでは♯6を使用することで完全とはいいきれませんが、あまり針先が根にかかることはありませんでした。
小さめの♯6のフックでパワークラブLを使用しましたが、フッキングに影響は無く問題無く使用できました。


以上♯6のフックをパワークラブLとちびチヌムシにセットした状態。
チニングでの根がかりの殆どはシンカー部分が根の隙間などに入り込むことにより起こる現象ですので、針先が出ていてもフリリグ用のシンカーを使用できることで通常のジグヘッドに比べかなり根がかりが回避できると思います。
こちらのフックはフリーリグに限らず色んなリグが作れます。皆様でもオリジナルのリグを考えて下さい。こういった小物の工夫で釣果が劇的に変わることがありますのでぜひ試していただきたいです。
スペック、特徴まとめ

号数
♯6 ソフトキーパーカラー:イエロー
♯4 ソフトキーパーカラー:レッド
♯2 ソフトキーパーカラー:ブラック
引用先:オーナーばりホームページより引用
入数
♯6、♯4 6本
♯2 5本
対応スプリットリングサイズ
♯0~♯4まで
主な特徴のまとめ(上記リグフックチヌとはに記載内容のまとめ)
使いやすさ
フリーリグで使用することが出来、ジグヘッドと比べて根がかりが軽減出来て使いやすい。
フックの耐久性、刺さりの良さ
管付チヌ針並みに耐久性が強く良く刺さります。一度フッキングしたらなかなかバレないと思います。よほどのことが無い限りフックが伸ばされることは無いと思います。
フックアイの大きさによる汎用性
フックのアイの部分が大きめになっており、フロロカーボンの太めのリーダーも結束しやすいです。
スプリットリングも使用できフック交換が行いやすい(筆者はスプリットリングは使いません)
ワームキーパーについて
フックの軸の部分にはワームキーパーが設置されておりワームがずれにくくなってます。
針先が出ることによる影響について
針先が出ることで根がかりが気になると思いますが、小さめの♯6のフックを使用することですり抜け性能が上がります。(完全に回避することは出来ませんが)
♯6でパワークラブLを使用しましたが、フッキングに影響は無く問題無く使用できました。
チニングでの根がかりの殆どはシンカー部分が根の隙間などに入り込むことにより起こる現象ですので、針先が出ていてもフリリグ用のシンカーを使用できることで通常のジグヘッドに比べかなり根がかりが回避できると思います。

リグについて
筆者はフリーリグで使用してます。このリグフックの利点は小型ワームを使用し様々なリグが作れることです。
作り方は簡単で、フリーリグ用シンカーをラインに通してフックを付けるだけです。
シンカーの重量は、概ね5g~11gを使用してます。釣行エリアに合わせて重さを考慮頂ければと思います。
セットするワームが小型なので、あまり大きなシンカーをセットすると見ためのバランスが悪くなるので、なるべく5g~9gが望ましいと思います。シンカーのタイプは棒状のスティックタイプが良いです。
おすすめシンカー
デコイ Stickシンカー DS-6 5g~11g
フリーリグ以外にもテキサスリグ、スプリットショットリグ(ガン玉リグ)、キャロライナリグ、ダウンショット、スモラバなど工夫すればオリジナルのリグも作れると思いますので、ぜひ挑戦して頂きたいと思います。
フリーリグで使用するイメージ(以下画像はシンカー9g、フック♯6)

実際に使用してワームの動き、姿勢など問題有りませんでした。
おすすめワーム
マルキュー パワークラブL
鰹節の様な香りがする集魚成分が染み込んだ人工ワームです。
筆者はLサイズのみ使用してます。本ワームは特に厳冬期に強いワームとなります。リグフックチヌのサイズは♯6か♯4が丁度良いと思います。根がかりがしやすい場所では♯6が良いと思います。
近くにチヌがいれば渋い時期でも釣れる可能性があります。集魚成分により多少離れていても匂いで寄せる効果もあります。
使い方は、チヌが居そうな所に落として放置でも良いですし、ゆっくりズル引きしながら引いても良いです。
パワークラブの解説記事です。ぜひご覧ください。
ジャッカル ちびチヌムシ1.5インチ
シャッドテールでフナムシの形状をした小型ワームです。
こちらも渋い時に効果的です。サイズは小さいですがシャッドテールがよく動き多少離れた魚にもアピールできます。
チヌの位置がわからない時などサーチルアーとして使用すると良いです。使い方はシャッドテールの動きを活かすためストップ&ゴーが良いです。
フックは♯6か♯4がおすすめです。
ちびチヌムシの解説記事です。ぜひご覧ください。
ガルプ サンドワーム2インチ
こちらもパワークラブ同様、集魚成分が染み込んだワームとなります。
強烈な臭いを発しチヌを寄せます。使い方もパワークラブと同じです。動きによるアピール力は無いですが、強い臭いで魚の食いが非常に強いです。ほぼエサ並みのワームです。
フックサイズは♯4がおすすめです。
ガルプサンドワーム2インチの解説記事です。ぜひご覧ください。
まとめ
以上リグフックチヌの解説でした。小型ワームに合わせるフックにお悩みの方はぜひ候補に入れて頂きたいフックです。
強靭性、耐久性も強く、良く刺さります。ワームキーパーによりワームのずれも少ないです。大きめのラインアイなので太めのラインも結束しやすく、様々なリグが作りやすいです。
ぜひ一度ご使用下さい。