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ボトルシュリンプSWとは
ボトルシュリンプSWとは、メガバスさんの販売するバス用ワームをソルトウォーター仕様にしたワームです。
以下、メーカー記載内容の概略
ソルトウォーターモデルには、独自開発のエビフレイバーがふんだんに練り込まれている。
エビを常食するターゲットへの訴求力を高め、一度バイトしたら離さない圧巻の荒食い効果を発揮。
パワーアーム(腕の部分)は、ボディにワンテンポ遅れてパワフルに水を押しつつ、『ゆらぎアクションを発生』。
沈下中やピックアップ時は細かくバイブレートしてターゲットを誘引。
フリーリグなどのシンカーの影響を受けにくいリグでは、フォール時にパワーアームを左右に振り、柔軟かつパワフルな波動を生み出す。
チヌやカサゴ、ソイ、ハタ、アイナメ等がターゲットとなる。
以上がメーカーさんの記載内容ですが、実際に使ってみて感じるのは、とにかくあたりが多いことです。特筆する点はステイでのバイトが多いことです。これは一番びっくりしました。
また、ワームの各パーツの造りが凝っていて秀逸です。
これはぜひチニング、ロックフィッシュなどで使って頂きたいワームとなります。
スペック、特徴など
サイズ
2.4インチ(約6.09㎝)
3インチ(約7.62㎝)
筆者は時期によって使い分けてます。冬~春までは2.4インチ、ハイシーズンは3インチを使用してます。
入数
2.4インチ、3インチともに5本(私が購入したものは5本入りでした。バス用と本数が違いますのでご注意下さい)
カラー数
8種類
筆者はチニングではグリーンパンプキンを使用してます。昼夜問わずあたりがあります。
オフセットフックサイズ
2.4インチ ♯3
♯4でも合いますが、チヌのような顎が強い魚には♯4では簡単に曲げられる可能性があります。
3インチ ♯1
特徴
➀ 飛距離について
飛距離はよく飛びます。多少風のある時でもしっかり飛びます。パワーアームが邪魔になるかと思いましたが影響はありません。ボディが扁平なのも特に影響は無いようです。
ケイテックさんのリトルスパイダーなみに飛びます。
② 引き抵抗
ズル引き時の引き抵抗はあまり感じないです。
③ 耐久性について
多少弱いと思いました。チヌのバイトの際に裂けやすい印象を受けました。しかし、表裏同じ形状なので表で裂けたら、裏側を同じように使用できます。
④ フレイバー
エビフレイバーが練り込まれてます。あまり強いにおいでは無いですが、ほのかに香りがある程度です。
⑤ 波動
特にアームが強く動く強波動系ワームでは無いので、波動だけで考えると微波動に属するのかもしれませんが、パワーアームの水押し、ステイ時のアームのゆらぎを見るとしっかり気づかせる存在感があります。
特筆するべきポイント
以下、使用してみて特筆するべきポイントとなります。
➀ 水中でのステイ時に水平姿勢でアームが自発的にゆらゆら左右に動いてアピールしている。
これは実際に見て驚きました。チヌがステイでもあたってくることがあり、一度水中の状態を見ましたが、なにもしなくてもアームが動いているのでこれはバイトがあるなと感じました。
② 水中でステイ時に浮き上がらずに(立った状態にならない)ボトムに張り付いている状態
ワームによっては、ステイの際に変に浮いて斜めに立った状態になるものもありますがこのワームはそれが無く良い姿勢を保ってます。(条件にもよると思います)
③ フォール時に各パーツが動く
フォールの際に足がピリピリ動きます。また、アームも左右に動きながらフォールします。
④ デイや冬でもあたりが多い
フリーリグについて
本ワームを使用する際のリグについては、筆者はフリーリグのみ使用してます。
特にチニングにおいては、浅い場所でやることが多いのでフリーリグが使いやすいです。
念のためフリーリグの説明
フリーリグはフックとシンカーをセットするだけの簡単な仕掛けです。
まずフリーリグ用のシンカーを先にラインに通して、その後にオフセットフックを取り付けます。
水深の深い場所などは、シンカーを通す前にシンカーストッパーを先に付けてシンカーを通すと、シンカーが完全にフリーにならない為、フォールが早くなりボトムをとりやすくなります。
おすすめのリグ
シンカー
デコイ stick、DS-6 5g~9gがおすすめです。(エリアによって重さはご検討下さい)
価格も安価で使いやすいです。
オフセットフック
デコイ キロフック WORM17
こちらも安価ですし、スタンダードな形状で使いやすいです。
アクションについて
アクションについては、以下ズル引きとボトムバンプ、シェイクを覚えておけば問題無いと思います。
➀ ボトムズル引き
チニングにおいて最も重要なアクションと言えます。
ズル引きでアクション?と思われるかもしれませんが、ズル引きは立派なアクションだと思ってます。
チニングで一番難しいと言えると思ってます。
ボトムに落とした後にズル引きを行いますが、ボトムをなるべく切らさないようにしてください。
ハードボトムでは多少跳ね上げることもあるかもしれませんが、なるべく大きな岩などでも斜面を感じながらゴリゴリと引いてかわすことが出来るようになれば釣果がアップします。
ハードボトムをかわすコツとしてはなるべくラインを張らないようにズル引くことです。
② ボトムバンプ
ボトムバンプは、ズル引き中に時折、20㎝~30㎝ワームを跳ね上げて落とすことを言います。
目的は、リアクションでバイトさせること、離れた魚に気づかせることとなります。
あまりやりすぎるとスレますので、時々やる意識で良いと思います。
③ シェイク
シェイクは、ワームを小刻みに震えるように動かすことです。
コツとしては、ラインのみを張って緩めるを繰り返します。ワーム自体を動かすイメージだと動きが大きくなり、小刻みな動きになりません。
効果としては、移動距離を抑えてアピールできることです。手前で回収する際にシェイクで移動距離を抑えつつ、アピールしながら引くことが可能です。
まとめ
以上、ボトムシュリンプの解説でした。このワームはチニングでよく使われるワームの中でもトップクラスのワームだと思います。
各パーツの細かい作り込みがこだわりを感じます。ぜひ使ってみてください。