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ドライブホッグSWとは
ドライブホッグSWとは、OSPさんが販売するワームです。もともとバス用で販売されているものに、ソルトウォーター用としてチニング専用カラーを追加してリリースされました。
特徴としては通常のホグ系ワームの形状にフラスカート部分が追加されている形状となります。
通常のホグ系ワームに比べて魚にアピールするパーツが多く、波動の質はナチュラルですが、全体的な存在感や水押しは強い印象です。
メーカー表記の概略(筆者の加筆も含まれてます)
近年ハイプレッシャーがあたりまえのフィールドではアピール力と突出した食わせ能力が求められる。ドライブホッグは、2.5インチの小さなシルエットにそれぞれ動きを追求したパーツを集結することで、圧倒的なライブリーアクションと力強い水押しの両方を兼ね備えている。
フラスカート部分
フワッとフレアしピリピリとハイピッチに震える抜群の誘い性能に加え、抵抗となることで常に水押しがある。
アーム(パドル)部分
ボディの付け根にくびれを設けることで、力強いキックアクションによる強い水押しや、水流を受けることで閉じたり開いたりする繊細な動きをロッドアクションにより思いのままに再現できる。
レッグ(足)部分
短長交えることによりことなる波動を出します。フォールからハイピッチに震えピリピリと生命感のある動きを演出します。
ツインカーリー(ヒゲ部分)
スローな動きでもしっかりなびいて魚を誘います。
素材、フレイバーについて
ノンソルトによる低比重素材を採用することで漂うような動きを演出しやすくなる。
また本物のエビとイカの粉末を配合した匂いと味でもバイトを誘う。
2.5インチのコンパクトボディに秘められたナチュラルとアピールの融合。必殺の食わせホッグがここに誕生した。
スペック、特徴
サイズ
2.5インチ 約6.35㎝
入数
5本
カラーバリエーション(SW)
カラーバリエーションは、メーカーさんのホームページ参照
グリーパンプキンペッパー、エビミソがおすすめです。特にグリーンパンプキンペッパーは昼夜問わず使用できておすすめです。
オフセットフックサイズについて
メーカー推奨では、♯2~♯1と記載があります。
♯2、♯1のいずれを使用するかは、釣りを行う場所の魚のサイズに応じて選んで頂ければと思います。
筆者の経験上♯2では乗り切らないあたりも何度かありました。
結論としては、チヌキビレを狙う場合は、本ワームはボディが長いので♯1を最初から使用することが良いのではないかと思います。
フレイバー(匂い)
イカの燻製のような匂いがします。いかにも釣れそうな匂いです。
耐久性
マテリアルは柔らかめで多少裂けやすいです。そこまでストレスになるほどでもないです。
飛距離
一般的な飛距離です。ぶっ飛ぶまでは無いですが、普通に飛ぶという印象です。
ストレスになるようなことは無いです。
筆者の使用した感想
まず特徴的なのが、本ワームにはフレアスカートがあるので、通常のホッグ系ワームより存在感があるという印象です。水中での動きは多くのパーツがわさわさと動いているような感覚です。
2.5インチですがボディが比較的長めなので全体的に大きく見えます。存在感が強く多少大きく見えますが、小さなキビレから良型のチヌまで幅広く食ってくる印象です。
カラーはグリパンとエビミソの反応が良かったです。
あたりのパターンとしては、ズル引き中もあたりがありましたし、シェイクからストップした際にもあたりが多かったので、おそらくスカートやツインカーリー(ヒゲ部分)などの各パーツがストップ時でもフワッと良い動きをしている影響かなと思いました。
ズル引きについては、なるべくスローに巻くと良いように感じます。
リグ(仕掛け)について
本ワームについては、フリーリグが最も適していると思いますので、以下フリーリグのおすすめフックとシンカーをご紹介させて頂きます。
また、流れが強い場所や深場ではシンカーストッパーを使用すると利便性が向上しますので、合わせておすすめのシンカーストッパーも掲載致します。
おすすめオフセットフック
デコイ キロフック worm17 ♯2、♯1(フックサイズについては、スペックの項目を参照下さい)
安価である程度どこの釣具店さんにも置いており購入しやすいです。耐久性も強靭性も強く本ワームに丁度良い大きさです。
おすすめシンカー
デコイ Stickシンカー DSー6 5g~11g
こちらも安価である程度どこの釣具店さんにも置いてます。使いやすいのでおすすめです。
おすすめシンカーストッパー
ダイワ ハードシンカーロック M
サイズをMにしているのは、チニングではリーダーを12lb前後で選ぶ方が多いような気がしますのでMと記載しました。
使い方(アクション)
ズル引きについて
ボトムチニングの基本の動作です。とにかく底を切らさないように巻くことが重要です。
また、本ワームはノンソルト仕様なので、ソルト入りのワームに比べてよりナチュラルにフワフワと動きますので、基本的にスローに巻くと良いと思います。
すぐに根がかるようなハードボトムでは、なるべく底を切らさないようにロッドを多少煽って浮かせたり、岩の真上をコツコツと当てながら巻くなど工夫が必要です。
ズル引き中に時折食わせの間を与える意味でストップを入れるとゴン!と食ってくることがあります。
厳冬期など時期によっては、1回転5秒位かけてスローに巻くこともあります。水温、水深、濁り、風の強さなど様々な状況の変化に合わせて巻きスピードを調整する必要があります。
ボトムバンプ
ボトムバンプは、ズル引き中に時折、20㎝~30㎝ワームを跳ね上げて落とすことを言います。
目的は、リアクションでバイトさせること、離れた魚に気づかせることとなります。
あまりやりすぎるとスレますので、時々やる意識で良いと思います。
シェイク(特におすすめのアクション)
シェイクは、ワームを小刻みに震えるように動かすことです。
コツとしては、ラインのみを張って緩めるを繰り返します。ワーム自体を動かすイメージだと動きが大きくなり、小刻みな動きになりません。
効果としては、移動距離を抑えてアピールできることです。手前で回収する際にシェイクで移動距離を抑えつつ、アピールしながら引くことが可能です。
本ワームについては、シェイクを行うと特に良い動きをします。全体のパーツがふわふわとなびく動きは秀逸です。
実際に使用して感じたのは、早く巻いて誘うよりも止めてポーズを入れたり、シェイクしながらゆっくり巻いた方があたりが多いように感じました。
まとめ
以上トライブホッグSWの解説でした。通常のホッグ系ワームに比べフラスカートがある分、パーツが多いので存在感があり、波動はナチュラルですが水押しの強いワームです。
水中での動きを見ると多くあるパーツがわさわさと動きますので、シェイクでの誘いが有効です。
実際ホグ系のワームでスカートが付いているワームは他に殆ど無いと思いますので、ローテーションの一角に入れて違うアクセントとして投入するのも良いと思います。