ケイテック ハイパースパイダー3.2インチでチニング!スペック、特徴、使い方。チヌ、キビレ。

本記事はアフェリエイトを含む記事です。

ハイパースパイダー3.2インチとは

ハイパースパイダー3.2インチとは、ケイテックさんのバス用ワームです。チニングでもよく釣れる為、チニングで使用することを前提に紹介させて頂きます。

本ワームは同メーカーさんの名作であるリトルスパイダーと同様、スモラバの様なスカート部分が搭載されており、『ジャギースカート』と名付けられたスカート部分は甲虫類のふ節を思わせる特徴的かつ立体的なアピール力の高いスカートデザインが特徴的です。

リトルスパイダーのコンセプトを継承しつつ、もうひとつのフィネススカーテッドベイトとしてこのハイパースパイダーが開発されたとのことです。

得に特徴的な16本のスカート部分は、太く張りがあり、水中で1本1本が独立して水を受け複雑な波動を生み出します。

ボディ部分は頭部をフラットにしたことで、上下のロッドワークにより、うちわで扇ぐような乱気流効果を生み出します。

アームは、これもケイテックさんの不朽の名作といえるクレイジーフラッパーで完成したフラップアームが採用され、着水からフォールでも水をしっかりつかんで水をねじるような強波動を発します。
広範囲にチヌ、キビレにアピールし引き寄せます。

リトルスパイダーとハイパースパイダーを使い分けることでその場にいるチヌ、キビレを根こそぎ釣ってみてはいかがでしょうか。

リトルスパイダーの解説記事です。ぜひご覧ください。

スペック、特徴

サイズ
3.2インチ 約8.12㎝
ズル引きするとスカート部分がボディを覆うように被さる為、使用中のサイズ感はもっと短いイメージとなります。

重さ
約5g
ボディに塩が入ってます。しっかり自重があります。

入数
6本

カラーバリエ―ション
ケイテックさんのホームページを参照下さい。
筆者はグリーンパンプキンペッパーかウォーターメロンペッパーを使用してます。昼夜問わずあたりがあります。

オフセットフックサイズ
♯1/0となります。
メーカーさんの推奨フックサイズの記載は、♯1/0のナローゲイプで記載がありますが、筆者はデコイキロフック♯1/0のオープンゲイプを使用してます。オープンゲイプでも問題無く使用してます。

特徴について
根がかり回避性能(おすすめポイント)
筆者がこのワームを使用して最も驚いたのは、スカート部分の影響で、かなり根がかりを回避することです。

分厚くて太いもじゃもじゃのスカート部分がボトムの障害物に挟まってもヌルヌルとすり抜けます。なので、普段攻めれなかったハードボトムも強気に攻めることが可能となります。

耐久性
全く問題ありません。耐久性は強いです。1本を何度も使用してます。

飛距離
飛距離は多少飛ばない印象です。
風が弱いときは気になりませんが、ボディが扁平な形状をしている為、風が強い時は、風に煽られて飛ばなかったり、多少横に煽られることがあります。

風が強いときは、風の影響を受けにくいリトルスパイダーを使用すると良いです。

フレイバー(匂い)
ケイテックさん特有のイカの燻製のような匂いがしていかにも釣れそうな匂いです。
一部イカ成分が含まれていないカラーもありますのでご注意下さい。

波動の強さ
強波動となります。水を掻きまわすようなアーム部分と、平らなボディ部分の水押し、ジャギースカートによる複雑な水流により強い波動を生み出します。

全体的な感想
まず一番良いなと思ったのは、根がかり回避性能の高さです。もちろん必ず全て回避する訳ではありませんが、他のワームと比べてかなり回避してくれるのは使用するとわかります。

なので、普段浮かせている部分でもなめるように攻めることが可能となり、より魚にコンタクトする可能性が増すことで、バイトチャンスが増えます。

また特に魚の活性が高いハイシーズンでは、このワームの特徴である強波動によりチヌのバイトが多く感じます。

強い水流の場所でもワームの形が崩れず、安定した姿勢を保っているのが良いなと感じました。

リグ(仕掛け)

ハイパースパイダーでチニングを行う場合は、フリーリグが最も適していると思いますので、以下フリーリグでのおすすめのオフセットフックとシンカーをご紹介いたします。

おすすめオフセットフック
デコイ キロフック worm17 ♯1/0

安価である程度どこの釣具店さんにも置いており購入しやすいです。耐久性も強靭性も強く本ワームに丁度良い大きさです。オープンゲイプでも大丈夫です。

おすすめシンカー
デコイ Stickシンカー DSー6 3.5g~11g
こちらも安価である程度どこの釣具店さんにも置いてます。使いやすいのでおすすめです。

フリーリグについての解説記事です。ぜひご覧ください。

使い方(アクション)

一般的なチニングでのアクションであるズル引き、ボトムバンプ、シェイクがメインとなります。
以上のアクションで十分釣れます。

ズル引きについて
ボトムチニングの基本動作です。ハイパースパイダーは、もじゃもじゃのスカート部分がボディとシンカーを覆いますので、障害物を回避する能力が高いです。

その為、障害物をなめるようにズル引きしても根がかりにくいため常に底を感じながらズル引きすると良いです。(あまりにもハードな障害物は浮かせる必要がありますが)

また、本ワームは、フラッパーアームの波動が強い利点があるので、周囲の魚を寄せる意味で、早く巻いてストップするを繰り返し行うのも有効です。

ボトムバンプ(かなり有効)
ボトムバンプは、ズル引き中に20㎝~30㎝ワームを跳ね上げて落とすことを言います。
目的は、リアクションでバイトさせること、離れた魚に気づかせることとなります。

このワームは、ボトムバンプして着底した際にスカート部分が支えとなって立った状態になります。これがひじょうにアピール力がありますので、ボトムバンプはおすすめです。

シェイク
シェイクは、ワームを小刻みに震えるように動かすことです。
コツとしては、ラインのみを張って緩めるを繰り返します。ワーム自体を動かすイメージだと動きが大きくなり、小刻みな動きになりません。

効果としては、移動距離を抑えてアピールできることです。手前で回収する際にシェイクで移動距離を抑えつつ、アピールしながら引くことが可能です。

本ワームでシェイクすると扁平なボディがうちわのように水を押しますので強い波動を出します。

まとめ

以上ハイパースパイダーの解説でした。16本の分厚いジャギースカートが1本1本波動を出します。そのスカート部分がボディとシンカーを覆い根がかり回避能力を高めます。

扁平なボディはうちわのように強い水押しを発し、アーム部分はクレイジーフラッパーで完成したフラッパーアームにより水を掻きまわします。

この他に類をみない強波動のワームで他のアングラーに差をつけて頂きたいと思います。