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リトルスパイダーとは
リトルスパイダーとは、もともとブラックバス用で販売されているワームです。現在チニングアングラーの間では、クレイジーフラッパーという同じケイテックさんのワームと双璧をなす大人気ワームとなっております。
今回はチニングでの使用だけを考慮して、筆者が最も使用しているサイズの3インチをメインに解説していきます。
クレイジーフラッパーの使い方などの解説記事のリンクです。ぜひご覧ください。
リトルスパイダーのスペック
➀ サイズ
2インチ、3インチ、3.5インチの3種類です。
② 数量
2インチと3インチが8尾入り
3.5インチが5尾入り
③ ワームの重量
2インチ:1.1g
3インチ:1.7g
3.5インチ:2.7g
④ メーカー推奨フックサイズ(オフセットフック)
2インチ ♯3、♯4
3インチ ♯2、♯3
3.5インチ ♯1、♯2
オフセットフックについては、3インチの場合は、♯2、♯3のどちらでも良いです。
チヌのサイズが大きなエリアでは♯2を使用し、小さなサイズの場合は♯3が良いです。
チヌの活性が低い場合はフックの存在を隠す為に♯3を使用する場合もあります。
⑤ カラーについて
カラーについては、グリーンパンプキンペッパーを使用すれば問題無いです。濁りの有無問わずあたりがあります。
水質が完全にクリアーで、グリパンではあたりが無い場合は、ウォーターメロンペッパーにするとよい場合もあります。
夜や、激濁りの時は赤系を使用したくなる場合もありますが、グリパンとウォーターメロンがあれば24時間対応できます。
リトルスパイダーの特徴(3インチについて)
➀ 特徴
3インチというものの胴体が細身の形状で短く、全体の長さの約半分は触手とスカート部分である為、実際のサイズ感は3インチより小さなイメージとなります。
その為、小さなキビレでもフッキングに持ち込めます。また、よく比べられるクレイジーフラッパーより触手部分の動きがナチュラルなのでスレたかなと感じた時に、このワームであたりがある場合もあります。
オールラウンドプレイヤーという感じのワームです。
② アクション
触手部分は動きは大きいですが、触手の厚みが薄いので波動は微波動と強波動の中間位です。
ずる引きしているときはスカート部分が閉じた状態となりコンパクトな形となります。
止めたときにスカート部分がふわっと開くのでアピールになります。ストップアンドゴーを行うことが有効です。
フリーリグの際にシンカーがボトムに着いたらスローに巻いてワームをゆっくりフォールさせるとアピールになります。
③ 飛距離
飛距離は色々なワームの中でもトップクラスに飛びます。ワームの形状が細く、スカート部分が閉じるので、空気抵抗が少なくかなり飛ぶ印象があります。風が強い時は良く使用します。
④ フレイバー(香り)
イカの燻製のようなにおいがあります。いかにも魚を寄せそうな香りです。
⑤ マテリアルの質
ほどよく硬く、耐久性も問題無しです。
⑥ 波動
触手部分が薄いのでナチュラルな波動ですが、動きは大きくアピールはあります。
フリーリグについて
リグについては、筆者がフリーリグのみの使用となる為、フリーリグでの解説となります。
フリーリグの作り方は、リーダーにフリーリグ用のシンカーを通してオフセットフックをリーダーに結ぶだけです。
➀ オフセットフックについて
おすすめのオフセットフックは、
デコイ キロフック ♯3か♯2です。
チニングでおすすめのオフセットフック5選の解説記事です。ぜひご覧ください。
② シンカーについて
シンカーは、デコイのStick、DS-6が非常におすすめです。
5g~9gを使用してます。
釣り方について
➀ ボトムのズル引き
基本中の基本のアクションです。簡単そうで難しく、やればやるほど新たな発見があります。
まずボトムにリグを落としますが、先にシンカーが着底します。その後、ゆっくりワームが落ちますが、リトルスパイダーは、自重が軽い為、なかなか着底しません。
なので、シンカーが着底したら、ゆっくり巻いてワームもフォールさせます。
フリーリグにおいては、シンカーを通す前にシンカーストッパーを付けて完全にフリーにならないようにする方法もあります。
シンカーストッパーを付けることで早く着底させることが出来ます。
シンカーストッパーの有無については好みもあると思いますので、一度試して頂けれと思います。
その後、スローに巻いてきますが、最も重要なのが、岩などの根に引っかかりそうになっても大げさに跳ね上げないことです。難しいですが、出来れば根がかりするかしないかのギリギリのところで根を回避していくとあたりが多いです。
② ボトムバンプ
リグを20㎝~30㎝跳ね上げてアピールするアクションです。
上記のズル引きの欄に跳ね上げない方が良いと記載しましたが、いることがわかっている場合はなるべく自然に動かすことが大事です。
しかし、いくら巻いてもあたりが無く、チヌの居場所がわからない場合は、ボトムバンプでアピールすると寄ってくることがあります。
あまり使いすぎるとスレますが、時折使用すると良いです。
魚がいてもあたりが取れない時にリアクションで食わせる方法として使用することもあります。
まとめ
リトルスパイダーの解説でした。このワームはオールラウンドに使用できるワームで、このワームと双璧をなす、クレイジーフラッパーとローテーションすると力を発揮します。
チニングにおいてはサイズは3インチが良いです。時期もオールシーズン使えますので、タックルボックスに常に入れておいて頂ければと思います。