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青イソメとは
青イソメとは、釣りに使用する虫エサとなります。殆どの釣具店に置いているエサで購入も容易です。おそらく10g100円が相場だと思います。今回は詳しい生態などは省き、釣りでの使用に特化した内容でのご紹介となります。
見かけはミミズに毛が生えたようなフォルムをしており、様々な魚がターゲットとなります。
似たような種類で、ゴカイ、砂ゴカイ(青イソメが小さくなったようなもの)がありますが、厳密には違う種類の様です。
筆者が釣りを始めた際は、何もわからない状態でいきなりチニングから入って全く釣れませんでした。ネットで調べたところこのエサに出会い、最初の1年間はほぼ青イソメで釣りをして、目的のチヌが多く釣れて、その他様々な魚と出会いました。
なので特に初心者の方に強くおすすめしたい虫エサとなります。
この青イソメについては、生きているエサであることで、触れない方もおられると思います。最初は気持ち悪く感じるかもしれませんが、なれればなんとも無いです。むしろ愛着さえあります。
但し、どうしても触れない方がいると思いますので、その場合はエサの代替品がありますので、以下ご紹介いたします。
基本的に放置してても、そこに青イソメを捕食対象とする魚がいれば釣れますので、ぜひ使用いただければと思います。
青イソメの対象魚
筆者が釣れた魚
多く釣れた魚
クロダイ(チヌ)
キビレ
ハゼ
セイゴ(シーバスの子)
タケノコメバル
まあまあ釣れた魚
シーバスの良いサイズ
キス
カサゴ
ベラ
ゴンズイ
1~2回釣れた魚
アジ
メバル
ギンポ
アナゴ
ウナギ
メジナ
マハタ
注意点としてフグがすごく釣れますのでご注意下さい。フグが釣れ出したら移動を考えてください。
ゴンズイという毒を持った魚も居れば食ってきます。触らないよう特にご注意下さい。
筆者が釣れた魚だけでもこんなにいます。基本的にボトム(底)を意識している魚が多く釣れます。エサの性質上、底に落とす場合が多いので上記の様な結果になるのかなと思います。
回数は僅かですが、アジなども釣れましたので色んな魚が釣れるエサだなという印象です。
青イソメで釣れる場所
基本的に比較的浅い場所が釣りを行いやすいと思います。イソメを底に落とす場合が多いのでなるべく水深5m以下位のところを選定するとやりやすいです。
青イソメでおすすめの場所
1 河川の河口部(川幅が狭い方が狙いが絞りやすい) チヌ、キビレ、セイゴ、ハゼなど
2 海底部分に障害物が多くある場所(牡蠣瀬、岩が点在する等) チヌ、キビレ、セイゴ
3 橋の橋脚付近や影になる部分 シーバスなど
4 岸際に貝類がびっしり不着している場所 チヌ、キビレ
5 埠頭や漁港付近 カサゴなど色んな魚が釣れます。最初は漁港などやりやすい場所が良いです。
Googleマップで上記の様な場所はある程度見つけることが出来ます。良さそうだなと感じたら実際に現地でを見て判断してください。特に干潮時に行くと地形変化、障害物の位置がわかりやすいです。
上記の障害物が多くある場所は、根がかりがひどい場合があります。最初は漁港などの底が砂地で根がかりが少ない場所から始めてください。
青イソメを使う時間帯
青イソメを使用する時間帯については、特にこの時間が良いというものはありません。
しかし、青イソメの特性上最も向いているのは夜となります。
昼でもしっかり釣れますが、青イソメは、体液に臭いがあり、その体液が僅かに水中で発光します。なので魚としてもエサを見つけやすいので、夜に匂いと発光で魚を寄せる効果があります。
結論として昼でも夜でも釣れますので、あまり気にせずいつでも使ってよいと思います。
青イソメを使うメリット・デメリット
イソメを使うメリット
➀ ほぼどこの釣具店にも置いているので簡単に購入できます。
② 生きている間はうねうね動くので放置でも釣れます。(生餌共通)
③ 個体差はありますが長持ちします。釣り具店で購入後そのままでも4~5時間位持ちます。
④ 針に付ける際に出る体液に臭いがあり魚を寄せる効果がある。
⑤ 釣り場に魚がいれば魚種問わず色んなな魚が食ってくる。(ボウスを逃れる可能性が高い)
イソメを使うデメリット
➀ 見かけが気持悪いと感じる方がいる(私は気になりません)
② 使用していると弱って動かなくなる(生餌共通)
③ 外れて無くなったり、完全に弱ってしまうことで頻繁に付替えが必要(生餌共通)
④ 釣りに行く度に釣具店で購入する必要有り(生餌共通)
⑤ その日使い切りである(塩漬けにして乾燥するなど方法があるが)
イソメについてのメリット、デメリットでした。購入が簡単であることがメリットであり使用方法もお手軽で、色んな魚が釣れる可能性があるのでかなりおすすめです。
おすすめの仕掛け
今回は筆者が使用している仕掛けの内容の記載となります。
仕掛けの内容
➀ 針の内容
管付チヌ針 1号~3号(魚のサイズで変動)
管付が結びやすくておすすめです。
② 重り
ガン玉 B~6Bを使用
ズル引きで使用する場合は、2B~6Bを風や流れに応じて1個~2個使用します。
おすすめエサ用ジグヘッド
オーナー針 虫ヘッド
すごく使いやすいジグヘッドです。ラインに虫ヘッドをセットしてイソメを付けるだけです。
このジグヘッドは針の部分に虫エサキーパーというエサが取れないようにストッパーがついてます。また、底で針が上を向く構造になってますので、根がかりがしにくいです。
また、イソメが無くなっても構造上小型ワームも取り付けやすくなっているので、ワームがあれば引き続き釣りが可能です。
ハヤブサ エサヘッド
餌専用のジグヘッドです。虫ヘッドとの違いは、エサヘッドは針の形状が流線形でイソメなどの生き餌専用となっており、虫ヘッドは餌とワーム両方対応していることです。
針が流線ケン付針で餌が付けやすい構造となり、青イソメやオキアミなどの餌のみを使用する場合はこちらが使いやすいと思います。
そして虫ヘッドと同様根がかりしにくい形状となります。
餌の付け方
各種ネットでは数種類の付け方がありますが、筆者はチョン掛けだけを使用します。チョン掛けは青イソメの頭を持ち、針を頭に刺します。
チョン掛けのみ使用している理由は、エサが長持ちするからです。通し刺しという刺し方はエサが長持ちしないのでやっていません。
頭に付けないと外れやすくなるので必ず頭に付けてください。1本でも良いですが、魚がいるのに食わない場合は2本~3本つけてるとアピールになります。
青イソメが触れない場合の代替品(ワーム)
マルキュー パワーイソメ
釣り餌で有名なマルキューの人工餌です。
天然に近い素材のワームです。釣り餌を用意できない、イソメを触れないなどの場合に使用すると良いです。
匂いもブルーベリーの香りで女性でも抵抗無く使用できます。マルキュー独自のうまみ成分(アミノ酸)により餌に近い食いっぷりとのことです。
バークレイ ガルプイソメ
お次もパワーイソメ同様の人工餌です。バークレイのガルプイソメです。
こちらもガルプ特有のフレイバー(匂い)で魚を寄せます。匂い的には、パワーイソメより強い香りで独特なニンニクのような香りがします。
この匂いが魚を寄せて食わせる効果があります。形状もいかにもイソメのような形状で実際にすごく釣れます。
釣り方
釣り方については、上記仕掛けにイソメを付けて障害物があるような場所に落とします。
落としたら生きている間は放置で構いません。1分位経過してもあたりが無ければ回収して、別の場所に落とします。
落とした後に多少ちょんちょんと竿先を動かしてアピールすると効果的です。あたりがあり竿先が入ったところで合わせてください。大きな魚もかかる可能性があるのでドラグは多少強めが良いです。
まとめ
青イソメの解説でした。このエサは多様な魚種が狙えます。魚の食いもよくあたりの取り方、フッキングなどの練習に最適です。ぜひ青イソメで釣りを楽しんで下さい。