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セイゴとは
セイゴとは、スズキ(シーバス)の幼魚のことをいいます。地域によって呼び名が違ったり、セイゴのサイズの基準にも違いがありますが、全国的に40㎝未満のスズキ(シーバス)をセイゴと読んでいる傾向が強いです。
ちなみに、サイズ毎の呼び名ですが、一般的には、40㎝未満をセイゴ、40㎝以上~60㎝未満をフッコ、60㎝以上をスズキと読んでいます。
ルアーフィッシングの世界では、更に、80㎝以上をランカー、90㎝以上をスーパーランカー、1m以上をメーターと読んでいます。
ランカーサイズはシーバスフィッシングの一つの目標でもあります。
セイゴの釣れる時期
釣れる時期は、基本的に年中釣れておりますが、釣りやすい時期、釣りにくい時期があります。
また、シーバス自体ベイト(小魚)の動きに合わせて移動する傾向もある為、場所の選定も重要となっております。
おおよその釣りやすい時期(地域差有)
9月中旬か下旬~12月頭位まで
最も釣りやすい時期です。セイゴに限らず良いサイズのシーバスも釣りやすい時期です。
シーバスは冬(12月以降3月頭位)に産卵を行いますので、秋は産卵に備え捕食活動に入りますが、40㎝未満のセイゴは産卵に絡まない個体が殆どですので、12月終盤以降でも良く釣れることがあります。
1月~3月位まで
河口部で居着きのセイゴがたまっている場所を見つければ良く釣れる場合があります。
秋ほどは釣れなくなりますが、見つければ連発することが良くありあす。
3月位になるとバチ(ゴカイ類)もいるので、青イソメでの反応が良い時が有ります。
4月~6月下旬位まで
小さなボラ(ハク)求めているセイゴが表層でバシャバシャやりだす時期です。
小型トッププラグでも釣れるようになります。ちょくちょく50㎝以上のシーバスも混じることがよくある時期です。
7月~9月上旬位まで
筆者的にもっとも釣りにくい時期に感じます。
水温がシーバスの適水温を上回るので難しくなる印象です。
釣りやすい水温
釣りやすい水温について
最も釣りやすい水温は15度~25度位までと考えます。
良く釣れる時期である9月中旬か下旬~12月下旬の水温とおおむね一緒となります。
この適水温から離れれば離れるほど釣りにくくなる印象です。(高温すぎたり、低すぎたり)
釣りやすい場所
釣りやすい場所については、以下の場所となります。
最も釣りやすい場所 河川の河口部周辺
河口部周辺は、鉄板といってもいいような場所となります。狙いは河口部に絞るのをおすすめします。漁港などについても河口部に隣接する漁港が良いと思います。
その他釣りやすい場所
橋の橋脚付近
常夜灯がある場所
潮の影響を受ける河川の岸際
橋の橋脚付近と常夜灯がある場所は、明暗に潜んでいるセイゴ狙いとなります。
潮の影響を受ける河川の岸際は、河口部から岸際をうろうろしているセイゴを釣ることとなります。
釣れる餌
釣りやすい餌
青イソメ
餌は青イソメが良いと思います。その他、エビまき釣りやカニでも狙えますが、エビやカニは入手が難しかったり、コストが高いので、殆どの釣り具店に置いているコストも安い青イソメがおすすめです。
ワーム、ルアー
ルアーのご紹介
以下は筆者が多く釣れたものとなります。
ダイワ ミドルアッパージュニア+ダイワ シーバスジグヘッドSS(セイゴの良型狙いに)
30㎝前後~40㎝前後のシーバスがよく釣れます。
投げて巻くだけで釣れます。セイゴでも多少大きなサイズを釣りたいという時はよくこれを使います。
reins アジアダー(サイズ問わず狙う場合)
活性が高い時はセイゴが狂ったように食ってきます。アジ、メバルを本命で狙っている時も先にセイゴがアタックすることが多いです。アジ、メバルを狙っている時は避けないといけないくらいです。
アジアダーの説明記事です。ぜひご覧ください。
メガバス マキッパ10g(サイズ問わず狙う場合)
これもすごく釣れます。投げて巻くだけです。細かいことを考えなくてOKです。上記の釣りやすい場所で投げれば高い確率で釣れます。このルアーは色々釣れますのでおすすめです。
ダイワ メバルハンタープラグ(サイズ問わず狙う場合)
スレたセイゴでも食ってきます。上記マキッパほど飛距離はありませんが、なかなか釣れないなというときにこのルアーに幾度となく救ってもらいました。
ダイワ メバルハンターで色々な魚を釣る為の解説記事です。ぜひご覧ください。
シマノ サイレントアサシン80S(セイゴの良型狙いに)
こちらはかなりぶっ飛ぶプラグです。遠くで魚がピチャピチャやっているときにジグ単や小さなプラグでは届かない時に使ってよく釣りました。このルアーで釣れる場合はセイゴでもそこそこの良いサイズが釣れます。
ジグヘッド+ガルプサンドワーム(ボウズ逃れに)
餌釣り感覚で使えます。食い気が無いセイゴでもガルプ独自のフレイバー(匂い)でいちころです。小さなセイゴもすごく釣れます。
ガルプサンドワーム2インチの解説記事です。ぜひご覧ください。
ジグヘッド+ガルプベビーサーディン(ボウズ逃れに)
これは上記ガルプサンドワームと同様のフレイバーによる効果があります。使い方としては、ピンテールの微波動で食わせるような釣りが得意なので、基本的にスローにただ巻きしたまにチョンとアクション入れると食ってきます。
ガルプベビーサーディンの使い方などの解説記事です。ぜひご覧ください。
ジグヘッド+エコギア 熟成アクア活アジ1.8インチ(ボウズ逃れに)
上記ベビーサーディンと同様の使い方で釣れます。このワームしか釣れない時があります。
ダイソー メタルジグマイクロ 5g 7g(サイズ問わず狙う場合に)
ダイソーメタルジグマイクロの関連記事です。ぜひご覧ください。
以上となります。どれも釣れるルアーです。初心者の方でも上記ルアーは使いやすいと思います。
釣り方(餌、ルアー)、仕掛けのご紹介
餌については、青イソメで説明します。
チヌ針2号にガン玉をセットし、青イソメを付けて投げて放置するだけでOKです。
1分位何も無ければ回収し、また別の場所に投げるを繰り返します。
投げた場所にセイゴがいれば高い確率であたりがあるので、あたりがなければいないと判断して下さい。
特におすすめの仕掛け
オーナー針 虫ヘッド
こちらは、青イソメのような虫エサ専用のジグヘッドとなります。すごく使いやすく、根がかりが軽減される効果もあります。ぜひご使用下さい。
ルアーについて
ジグヘッド+ワームを使用する場合
表層、中層、ボトムをまんべんなく巻きますが、基本的にスローで巻くことをおすすめします。
時々、リフトアンドフォールやトゥイッチ(竿先を細かくチョンチョンする)を混ぜるとリアクションで食ってきます。
プラグを使用する場合
プラグについては、ジグヘッドワーム同様、スローに誘うこととなります。プラグの場合はメバル用プラグのような、50mm~70mm位のものを使用し、魚が表層でピチャピチャやっている時は、フローティング(浮くタイプ)を使用し、表層に魚の気配が無い場合は、シンキング(沈むタイプ)を使用します。
流れの上流側に投げてゆっくり流れに乗せて巻くテクニックもあります。
まとめ
以上がセイゴの釣り方となります。セイゴは初心者の方でも比較的釣りやすいターゲットとなります。はまると短時間で二桁釣れる場合もあります。
釣る為のポイントは、河口部付近で橋の明暗がある場所などを狙うと釣れる可能性が高まります。