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ファットホッグ2.2インチとは
ファットホッグとは、バークレイさんのガルプブランドから販売されているホッグ形状の人工ワームです。本ワームは2.2インチと3.2インチがございますが、今回はチニングで使いやすい2.2インチをご紹介させて頂きます。
特徴としては、ガルプの商品なので、ガルプ独自の液体（フォーミュラ）が染み込んで強烈な匂いを発し、圧倒的な匂い拡散＆集魚力を実現してます。
水中で強い匂いのフォーミュラが拡散することで、多少離れた魚も寄せる効果があり、あたりも通常のワームより強くなることが多いです。
そして魚がワームをくわえた際に濃い味の影響ですぐにワームを離さない効果があります。
また本ワームは、甲殻類を模したホッグ系の形状をしており、甲殻類を意識した魚に非常に効果的です。サイズも2.2インチなのでチヌ、キビレからカサゴなどロックフィッシュまで幅広くターゲットとなります。
ガルプのフォーミュラに甲殻類の形状（ホッグ系）、2.2インチというサイズ感で、居れば食ってくるでしょ！と思わせる内容になります。
小さなシルエットながらもしっかりとした水押し、アームから発する強波動、触手の微波動でアピールします。
♯２のオフセットフックがセットできフリーリグにも対応してます。
チニングだけでは無く甲殻類を捕食対象とした魚は全てターゲットとなりますので、ロックフィッシュも良く釣れると思います。
以上の内容を見ると良いことばかりのように感じますが、人工ワーム共通のデメリットもあります。
以下にメリットとデメリットをまとめましたのでぜひご覧ください。
スペック（2.2インチ）
サイズ
2.2インチ 約5.58㎝
入数
9本
カラーバリエーション
バークレイさんのホームページ参照
筆者はカモでチヌが釣れました。カモがスタンダードなカラーで使いやすいと思います。
メリット、デメリット、全体的な感想
本ワームのメリット、デメリット、使用した感想などを以下記載します。ガルプというとよく釣れるイメージがあり、意気揚々と釣り場に向かって、いざ釣りを開始してみると以下記載の様なデメリットにも遭遇し辛い思いをすることがあります。
しかし、デメリットもありますが、メリットが大きく上回るのでぜひ使って頂きたいと思います。
メリット
➀ フォーミュラ（液体）が水中に拡散し魚を寄せる効果がある。
② フォーミュラがワームに染み込んでいる為、あたりがあった際に食い込みが良い。
③ 生餌と違って余ったものをそのままパッケージで保存できる。
④ 冬のような渋い時期でもフォーミュラの匂いと味で積極的に食ってくる。
⑤ チヌに限らずロックフィッシュなど他の魚も釣れる。
デメリット
➀ フグがいる場所で釣りをすると一袋あっという間に無くなってしまう。（フグにかじられたらすぐに場所を変える必要がある。汽水域の河川で釣りをするのも効果的）
② フォーミュラ（液体）が手につくと手が臭くなる。（すぐに慣れます）
③ 同じワームで何度もキャストしているとフォーミュラの効果が無くなる。（定期的にパッケージにワームを入れて液体に浸すことで対応出来ます）
④ 通常のワームと比べると耐久性が弱い。（チヌのあたりだとすぐに裂けたりする）
以上がメリット、デメリットでした。よく釣れるワームであることは間違いありませんが、ガルプ特有の癖があります。特にフグがいるところで釣りをすると、フグにあっという間に食われてしまいますので注意が必要です。
筆者は本ワームを使用する場合は夜に使用することにしてます。夜はフグの活性が下がりますので被害が少なくて済みます。
どうしても昼～夕まずめに使用した場合は、汽水域の河川側で使用するとフグを避けることが出来る場合があります。河川側はフグがいないことが多いので良いと思います。
全体的な感想
筆者が使ってみた感想として、そこに魚が居れば何等かのあたりがあるなと思いました。
フォーミュラ（液体）の効果で魚を寄せているのは感じます。初めて使用した際は２投目で釣れました。
ワームの動きもアーム部分と触手部分が通常のワームと同等の動きをしており、匂いだけでは無く波動でも寄せているように感じました。
これまでガルプサンドワーム2インチでもチヌを多く釣りましたが、このワームだとフリーリグで使用できるので、チニングではこちらを使用する方が良いと思いました。
リグ（仕掛け）
昨今ボトムチニングで最も使用されているフリーリグは本ワームでも問題無く使用出来ます。
今回はフリーリグで使用することを前提として、おすすめのオフセットフックなどを紹介させて頂きます。
おすすめオフセットフック
デコイ キロフック ｗｏｒｍ17 ♯２
安価である程度どこの釣具店さんにも置いており購入しやすいです。耐久性も強靭性も強く本ワームに丁度良い大きさです。
おすすめシンカー
デコイ Ｓｔｉｃｋシンカー ＤＳー６ ５ｇ～11ｇ
こちらも安価である程度どこの釣具店さんにも置いてます。使いやすいのでおすすめです。
使い方
使い方については、チニングで使われる通常のワームと同じ使い方で良いと思います。
但し、本ワームはガルプ独自のフォーミュラ（液体）の匂いで魚を寄せる効果もありますので、あまり早巻すると、せっかく匂いによってきた魚から離れてしまう可能性があるので、ストップを長めにとった方が良いと思います。
基本の動作であるズル引きを行い、頻繁に長めのステイを入れると良いと思います。
ストップした際はボトムバンプ（ワームを20㎝位跳ね上げて落とすアクション）やシェイク（ラインを張って緩めるを繰り返し行う動作）を行うのも効果的です。
ワームの特性を活かすために、ストップしステイするを意識して頂ければと思います。
まとめ
以上ガルプファットホッグ2.2インチの解説でした。ガルプのフォーミュラ（液体）の効果で寄せて食わせる効果があり、チニングで使いやすい2.2インチのホッグ系ワームです。
フリーリグに対応し♯２のオフセットフックがセットできるので利便性が高いです。
ボウズ逃れに1パック常備してはいかがでしょうか。
