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ドライブクローとは
ドライブクローとは、OSPさんよりブラックバス用で販売されているクロー系のワームです。2008年から販売されており、今も多くのアングラーに使用されてます。
通常のブラックバス用とSW(ソルトウォーター)用があります。
違いはカラーバリエーション(バスは38種類、SWは11種類)、SWでは5インチが無いこと、集魚成分に違いがあるようです。
昨今、チニングでも2インチ、3インチを中心に多く使用されおり、多くの釣果が上がっております。
バス用、SWどちらを使用するかについてはどちらでも良いと思います。釣果に影響はありません。
筆者はバス用のグリーンパンプキンペッパーを愛用してますが、チヌ、キビレが良く釣れます。
メーカー表記で『ド級のライブ感』、『全てのパーツに意思が宿る』と記載があります。
ザリガニを模したフォルムで、アームの先端にある大きな爪がしっかりと動き、強い水押しによる波動でチヌやキビレにアピールします。
そして頭部にある長い触覚が4本伸びており、僅かな水流でユラユラ動き、視角的にも魚へのアピールが強いです。
ボディについては全体的にリブが入っており、細い4本の足がフォールからピリピリとレスポンスよく動きます。
アーム、触覚、ボディ、足の部分と全体で波動を出しアピールし、フォールから着底、その後の動き全てで誘い続けるワームです。
全てのパーツが無駄なく機能し、何時如何なる時でもチヌ、キビレを誘い続けます。
そして、匂いと味がある集魚成分が採用されており、波動だけでなく、匂いと味でも寄せる効果があります。
オールラウンドに季節問わずチニングが楽しめるワームです。ぜひご使用下さい。
スペック、特徴、使用した感想
本記事については、チニングで丁度良いサイズである2インチと3インチのみ記載致します。
2インチ 約5㎝
重量 約2.2g
オフセットフック ♯3(デコイ キロフック)
入数 10本
3インチ 約7.62㎝
重量 約4.8g
オフセットフック ♯1/0(デコイ キロフック)
入数 7本
カラーバリエーション
バス用 38種類
SW 11種類
詳しくはメーカーさんのホームページを参照下さい。
筆者はチニングでは最もスタンダードなカラーであるグリーンパンプキンペッパー(バス用)をメインで使用してます。昼夜問わずあたりが取れるカラーです。
特徴
アームの動き
アームはバタバタ系の水を掻きまわすタイプの動きでは無く、水を強く押すタイプの波動です。波動の質はナチュラルですが水押しは強いです。
アームの動き自体は、少しのアクションでレスポンスよく反応します。特にシェイクをするとアームが良い動きをします。
ただ巻きでのズル引きでもボトムの起伏によりアームが不規則に動きます。
触覚部分
長い触覚が頭部より4本伸びており、僅かな水流でもユラユラ動きます。ステイ時でも動きがあり誘いを止めない効果があります。
ボディ及び足の部分
ボディはリブが全体的に入っており、ボディから伸びる4本の足はフォールからピリピリと動きアピールします。
飛距離
飛距離は2インチがよく飛びます。3インチは重量の影響で多少重く感じますが、通常の飛距離という印象です。
耐久性
ボディはやや柔らかいです。時々チヌのバイトでパーツ(特にアーム部分)が無くなっている時がありますが、頻繁に欠損する訳では無いのであまり気にならない程度です。
フレイバー(匂い)
匂いはオイルの様な匂いに多少エビの香りが混じっているような感じです。そこまで強い匂いでは無いです。
使用した感想
使用した感想としては、特に2インチが使いやすい印象がありました。2インチは飛距離も良く飛ぶし、重量も軽く操作性も良いです。他の3インチ前後のワームでスレた時でもこのワームには食ってくることがありました。
春先や真冬でも2インチで釣れたことがありましたので、個人的には2インチをおすすめしたいと思います。
リグについて
リグについては、フリーリグをおすすめします。簡単に作れるし、根がかりも軽減出来ておすすめす。
作り方はラインにフリーリグ用のシンカーを通して、フックをセットするのみです。
水深のある場所、流れがきつい場所はシンカーを通す前に、シンカーストッパーを付けるとボトムが早く取れるのでおすすめです。
シンカーストッパーの有無は好みもあると思いますので、違いを試して頂き、好きな方を選んで頂ければと思います。
フリーリグについての解説記事です。ぜひご覧ください。
おすすめオフセットフック
デコイ キロフック WORM17 2インチは♯3 3インチは♯1/0
おすすめシンカー
デコイ Stickシンカー DS-6 5g~11g位がおすすめです。
おすすめシンカーストッパー
ダイワ ハードシンカーロック 筆者はリーダーが12lbなのでMを使用してます。
使い方(アクション)
ズル引きについて
チニングで最も重要なアクションです。ただ底をズルズル引くと言えばそういうことですが、かなり奥が深い動作です。
気温、水温、日照、流れなどを考慮し、魚の活性を読んで巻きスピードを調整します。ショートバイトが多かったり、低水温で魚がワームを追えない時は巻きスピードを遅くしたり、ストップアンドゴーを入れたり工夫します。
根がかりの多い場所では、なるべく根がかりしないように石などを回避しながら、なるべくボトムを切らさないように巻く必要があります。
ボトムバンプ
ボトムバンプはワームを20㎝位跳ね上げてボトムに落とす動作です。なるべく瞬間的に行うことでリアクションバイトを得る効果があります。
あまりやりすぎるとスレますのでご注意下さい。
シェイク
ドライブクローの特性を引出すのに最も良いアクションです。
ドライブクローのアームの爪が、シェイクをすることで、連続的に水を押して周辺の魚にアピールすることが出来ます。
また、シェイクを行うことで移動距離を短くでき、短い距離で魚にアピールできます。
シェイクのやり方については、ラインを張って、緩めるを細かく連続で行うことです。ロッドの動きが大きくなるとワームが動きすぎるので、ラインだけを張って、緩める意識で行って下さい。
まとめ
以上ドライブクローの解説でした。全身のパーツがアピール力があり、非常にトータルバランスの優れたワームです。
特にアームの爪の部分が少しの動きで水を押し周囲にアピールします。
フォールからズル引き、シェイクと全てのアクションにレスポンスよく反応します。ロングセラーの理由がよくわかるワームです。ぜひチニングにお試し下さい。