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ブリーカーボトムスイッチとは
ブリーカーボトムスイッチとは、昨今ボトムチニングにおいて定番であるフリーリグを更に快適にする為に開発されたリグとなります。基本的に通常のフリーリグと同様、シンカー部分(リグ部分)は誘導式となります。
スイッチパーツにV字の根がかり回避用ワイヤーガードを装着、シンカーよりも先に障害物にあたることで、根がかり回避能力がアップし、スムーズに障害物を乗り越えていきます。
また、ズル引き時にワイヤーガードがボトムにあたることで、ボトム関知能力が通常のフリーリグに比べて高いです。
ヘッド(シンカー)はワンタッチで交換が可能です。フックを取り付けていても、ラインを切ることなくシンカーのみ取り外し、他の重さのヘッド(シンカー)をセット出来ます。
ラバーも取り外し可能で、別のものと取替え可能ですし、無い状態にすることも出来ます。
最初からオフセットフックが同封されてます。普段ご自身が使用しているフックの使用も可能です。
筆者が考えるこのリグを使用するメリットは、ラインを切らずにシンカーの重さを変えることが出来ること、ワイヤーガードにより根がかり回避能力が通常のフリーリグより高いことです。
メリットを最大限生かすには、2つ以上の重さを購入することが必要とも考えられます。
スペック、特徴
重量
3.5g、5g、7g、10g、14g
フックサイズ(メーカー表記)♯2を基準として記載があります。
筆者は使用ワームに合わせて♯3、♯2、♯1、♯1/0まで使いました。
カラー数
6種類
特徴
根がかり回避能力
ワイヤーガードにより、根がかり回避能力が通常のフリーリグより高いと思います。
筆者の感触としては、通常のフリーリグに比べ、約20%ほど良くなっている感覚です。2024年2月21日追記:更に使い込んだ結果、いままで根がかりが多発していた複数の場所で根がかり回避ができました。約50%に変更致します。
いつも苦労して乗り越える岩場を容易に乗り越えたのですごく良いと思いました。但し、どうしても根がかりする場所もありますので、当然ですが絶対的な回避能力ではありません。
2024年2月21日追記:実際に根がかりした場合でも、通常のフリーリグと比べて根がかり後に外せる割合が多いことに気づきました。おそらくガードの影響でリグが隙間に深く食い込んで無い為だと考えます。
ボトム関知能力
ワイヤーガードが先に障害物にあたる為、ボトムの状態がわかりやすいです。
障害物を乗り越えることと、障害物の有無の確認にも役立ちます。
互換性の良さ
パッケージに同封されているフック以外のものを使用することも可能です。
ワームも同ジャッカルのブリーカースリットクローをセットするイメージが強いですが、色んなワームが問題無く使えます。
シンカーは他の重さのシンカー(ボトムスイッチの他の重さのもの)にワンタッチで取替可能。ラインを切らずに取り替えることが出来ます。
ラバーも交換できますが、筆者的には無しが好きです。よく使用するケイテックのリトルスパイダーのようなラバー付きのワームだとリグのラバーが邪魔になるので最初から外します。
取り付け方(フックのセット)
本リグは、初めて使用する方が、いきなり現地でセットする場合に戸惑うこともあるかもしれないので、最初だけは現地に到着する前に用意しておいた方がいいかなと思います。
取り付け方については、黒いパーツ部分をよく見ると、<<<このような印があります。
この印のとがった先端部分からラインを通しオフセットフックを結びます。
以上のような形になれば完成です。
おすすめのワーム
以下、おすすめのワームをご紹介いたします。
ジャッカル ブリーカースリットクロー
サイズが2.2インチと小粒ながら、ボリューム感があるボディで存在感があるワームです。
スリットの入っているアーム部分と深いリブが入っているボディで広範囲にチヌにアピールします。
ケイテック クレイジーフラッパー2.4、2.8
チニング界では言わずとしれた爆釣ワームです。チニングをこれから始める方から上級者の方まで幅広く使えます。
ケイテック リトルスパイダー3インチ
こちらも良く釣れるワームです。季節、昼夜問わずよく釣れます。
メガバス ボトルシュリンプSW2.4、3
こちらは冬などの渋い時期でも良く釣れるワームです。
まとめ
以上ブリーカーボトムスイッチの解説でした。シンカーがワンタッチで取替え可能で手返しも早くなりますし、ワイヤーガードの根がかり回避能力でチヌがいる障害物をスムーズに攻めることができます。
ちょっとの動きの差で釣果が変わってくることがあるので、ここぞという時はこのリグに頼ってみても良いと思います。