タケノコメバルの釣り方、釣れる場所、ルアー(ワーム)について

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タケノコメバルとは

タケノコメバルとは、根魚の一種となり、メバル科に属する魚です。メバルと名称についてますが、非常にカサゴに似た風貌をしており、筆者も初めて見たときはカサゴと思い込んでました。

実際に釣れる棚もカサゴと同様、ボトム(底)が多く、メバルのように表層~中層と棚を頻繁に変えるようなことは無いと思います。ちなみに筆者が釣りをするエリアは九州北部ですが、東北地方ではベッコウゾイという名称で呼ばれている場合もあるようです。

また、最も特徴的なのが、低水温の時期(12月~4月位まで)が特によく釣れてあたりも強いです。

夏でも釣れることはありますが、秋からだんだんあたりが強くなって、冬が最盛期という印象です。正直、冬はまた釣れたかというくらい釣れることがあり、寒い時期の釣れる魚がいない時期にメバルと並んでありがたい存在です。

一度釣れた場所で連発することも多く、群れで同じ場所にいることが多いので、一度釣れる場所を見つけたら、毎年そこはよく釣れる場所になると思います。

タケノコメバルの釣れる時期、餌

➀ 良く釣れる時期
タケノコメバルは基本的に寒い時期に高活性な魚です。
産卵期が12月~1月位までとなる為、産卵期の前後は荒食い時期でよく釣れます。
しかし、夏でも釣れることがあるので明確な適水温が解りづらいです。
はっきりしているのは、11月位から良く釣れるようになり、概ね4月位まであたりが多いということとなります。

② 捕食している餌
蟹、ゴカイ類、小魚
蟹はかなり釣れるので、大好物な餌だと思います。
青イソメも投げた先にタケノコメバルがいれば高確率であたりがあります。
小魚については、推測となりますが、小魚を模したワームにも積極的にあたってきますので、小魚もベイトとして考えられると思います。

釣れる時間帯

夜がよく釣れます。昼間も釣れますが、夜になるとあたりが多くなります。
夕まずめ(日の入り前後)からだんだんあたりが出るようになり、完全に暗くなってから特にあたりが多くなる印象です。

タケノコメバルが釣りやすい場所

タケノコメバルが生息している場所は、対象となる餌、産卵に適した場所からおのずと絞れてきます。

岩やテトラポットが多くごつごつした場所 カニやゴカイ類が豊富
藻が生い茂っている場所 産卵に適している
岸壁の壁に貝が付いていたり、牡蠣瀬のある場所 餌が豊富

以上の様な場所をGoogleマップなどで探すと効率的です。
例えば上空写真で岸際の水中の色が薄い部分と濃い部分が点在していたり、何らかの障害物が多くあるところを何ヵ所か調べて狙うと良いと思います。
このような場所は、例えタケノコメバルが釣れなくてもカサゴ、チヌなどが釣れる場合があります。

釣れるルアー(ワーム) 筆者が良く釣れたもの

OSP ドライブクロー2インチ
すごくよく釣れるワームです。タケノコメバルはあまり大きなワームだと途中で食うのをやめる時がありますが、このワームは2インチで小型サイズながら、アームの大きな爪がアピール力があり、魚を寄せます。すごくおすすめのワームです。

ドライブクローの解説記事です。ぜひご覧ください。

ケイテック クレイジーフラッパー2.4インチ
このワームはもともとブラックバス用のワームですが、昨今クロダイ(チヌ)をルアーで狙うチニングで定番のワームとなっております。

タケノコメバルは、チヌと同様甲殻類を積極的に捕食するので、このワームも甲殻類を模した形状の為、非常にあたりが多いです。
チニングをしている時にタケノコメバルが釣れることが多いです。

ケイテック クレイジーフラッパーの解説記事です。ぜひご覧ください。

ガルプサンドワーム2インチ
このワームはバークレイのガルプというブランドから発売されている人工ワーム(人工餌)ですが、ガルプ特有のフォーミュラ(匂い)であたりが非常に多いです。

困ったらこれを投げれば釣れる可能性が高いです。アクションなどのテクニックも不要で、放置でも釣れます。

ガルプサンドワームの解説記事です。ぜひご覧ください。

マルキュー パワークラブ

これもガルプと同様の素材の人工ワーム(人工餌)です。完全にカニの形状をしており、鰹節の匂いの液体が染み込んでおり、こちらも放置で釣れるくらいの食いっぷりの良さがあります。

ガルプサンドワームとの比較ですが、正直あまり変わりません。お好みのものを使用して頂ければと思います。
また、人工餌の特徴として、フグに弱いです。フグがいると1袋あっという間になくなります。
フグのあたりがある場合は、場所を移動するか、通常のゴム製のワームを使用してください。

マルキュー パワークラブの解説記事です。ぜひご覧ください。

ケイテック イージーシェイカー

このワームは、筆者が夜に使用し、1時間位で8匹釣れたワームです。
内、2匹が25㎝超えてました。
このワームは、リフトアンドフォールで使用するとフォールの着底後あたりがあります。
カラーはグロー系のカラーがおすすめです。

ケイテック イージーシェイカーの解説記事です。ぜひご覧ください。

まとめ

以上、タケノコメバルの解説記事でした。この魚は居る場所さえつかめば、かなり釣りやすい魚です。特に、釣りものが少ない冬に良く釣れる為、重宝する釣りものとなります。
冬の時期に釣る魚に困ったらタケノコメバルを思い出していただければと思います。