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リトルスパイダーとは
リトルスパイダーとは、ケイテックさんから販売されているバス用ワームです。
バス釣りだけをしている方からするとバス用というのは当然のように感じるかもしれませんが、昨今ソルトでチニング用ワームとしても多くのアングラーが使用するようになってますので、あえてバス用と記載してます。
本ワームはかなり前から長く販売されており、もともとはエラストマー素材だったようですが、現在は通常の塩ビ素材のワームになってます。
２インチ、3インチ、3.5インチがラインナップされており、状況、バスのサイズに応じて使い分けができるようになってます。
特徴的なのは、グラブワームにシリコンスカートが設置されているところです。ノンソルトで透明感のあるワーム素材が採用されており、天然のイカ成分（フレイバー）が配合されております。
リグもフリーリグ、テキサスリグ、ダウンショット、キャロライナ、ジグヘッドなど様々なリグに対応してます。
実際に使用して感じたのは、とくかくよく飛ぶということです。飛距離は抜群です。子バスから良いサイズのバスまでよく釣れます。
耐久性も良く1本を何度も使用出来ます。価格もリーズナブルで多く入っているのでコスパも抜群です。
ぜひこの不朽の名作を使ってみて下さい。
スペック、特徴
サイズ
2インチ（約5.08㎝）、3インチ（約7.62㎝）、3.5インチ（約8.89㎝）の3種類です。
数量
2インチ、3インチ 8尾入り
3.5インチ 5尾入り
ワームの重量
2インチ：1.1g
3インチ：1.7g
3.5インチ：2.7g
メーカー推奨フックサイズ（オフセットフック）
2インチ ♯3、♯4
3インチ ♯2、♯３
3.5インチ ♯1、♯2
オフセットフックについては、3インチの場合は、♯２、♯３のどちらでも良いです。
どちらを選ぶか迷う場合は、耐久性の強い♯２を選んで下さい。
カラーバリエーション
カラーの詳しい内容は、ケイテックさんのホームページ参照。
カラーについては、グリーンパンプキンペッパーかウォーターメロンペッパーを使用すれば問題無いです。昼夜、濁りの有無問わずあたりがあります。
特徴
アクション、波動
アーム部分の動きは大きいですが、アームの厚みが薄いので、波動は微波動と強波動の中間位です。
ズル引きしているときはスカート部分が閉じた状態となりコンパクトな形になります。
止めたときにスカート部分がふわっと開くのでアピールになります。ストップアンドゴーを行うことが有効です。
ケイテックさんのYouTubeでの水中動画です。参考にご覧ください。
飛距離
飛距離は他のワームと比べてもトップクラスの飛距離です。ワームの形状が細く、スカート部分が閉じるので、空気抵抗が少なくかなり飛びます。風が強くても良く飛びます。
フレイバー（香り）
イカの燻製のようなにおいがあります。いかにも魚を寄せそうな香りです。
耐久性、マテリアルの質
ノンソルトでほどよく硬く、耐久性も問題無しです。
針持ちは良い方だと思います。
実際に使用した感想
まず良いなと思ったのが、よく飛ぶということです。そして肉厚の薄いアームは僅かな引き抵抗でもよく動きます。
フラスカート部分もズル引き中はボディ側に閉じた状態になりますが、ストップを入れるとスカートがフワッと開き良いアピールになります。
全体的なシルエットが小さい為、子バスでも良く食ってきます。サイズ問わず釣れるワームです。
リグ（仕掛け）
リグについては、筆者がフリーリグのみの使用となる為、フリーリグでの解説となります。
フリーリグの作り方は、リーダーにフリーリグ用のシンカーを通してオフセットフックをリーダーに結ぶだけです。
おすすめのオフセットフック
デコイ キロフック worm17 ♯３か♯２ どちらのサイズを選ぶか迷う場合は♯２
ある程度どこの釣具店にも置いてますので購入しやすいです。耐久性、強靭性も問題ありません。
おすすめシンカー
シンカーは、デコイのＳｔｉｃｋ、ＤＳ－６ ５ｇ～11ｇ
こちらもある程度どこの釣具店にも置いてます。お手頃価格で使いやすいのでおすすめです。
使い方、アクションなど（フリーリグでの使用方法）
ボトムのズル引き
基本中の基本のアクションです。まずボトムにリグを落としますが、先にシンカーが着底します。
その後、ゆっくりワームが落ちますが、リトルスパイダーは、自重が軽い為、なかなか着底しません。
なので、シンカーが着底したら、ゆっくり巻いてワームもフォールさせます。
フリーリグにおいては、シンカーを通す前にシンカーストッパーを付けて完全にフリーにならないようにする方法もあります。早く着底させたい場合などに使用します。
その後、スローに巻いてきますが、最も重要なのが、障害物に引っかかりそうになっても大げさに跳ね上げないことです。難しいですが、出来れば根がかりするかしないかのギリギリのところで根を回避していくとあたりが多いです。
ボトムバンプ
リグを20㎝～30㎝跳ね上げてアピールするアクションです。
上記のズル引きの欄に跳ね上げない方が良いと記載しましたが、いることがわかっている場合はなるべく自然に動かすことが大事です。
シェイク
ラインを張って緩めるを繰り返し行うことで、ワームが震えるような動きになり、一点でアピールすることが出来ます。短い距離でアピールすることが可能となります。
こつはロッドを動かすというよりも、ラインだけを張って緩めるを繰り返すイメージです。ロッドを動かすイメージだとワームの動きが大きくなり、震えるような動きになりません。
まとめ
以上リトルスパイダーの解説でした。とにかくよく飛び、レスポンス良く動くアーム部分とフワッと開くスカート部分でバスにアピールします。
価格もお手頃価格で耐久性の強いワームですので、1パック長く使えます。ぜひ使用して頂ければと思います。
