カニ(蟹)でクロダイ(チヌ)、キビレの釣り方

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カニ(蟹)でクロダイ(チヌ)キビレを釣る

クロダイ(チヌ)キビレについては、以下、チヌと表記させて頂きます。

まず、チヌの食性についてですが、チヌはカニが大好きです。その他、青イソメ、シャコ、貝類、小魚も捕食しますが、筆者が日々釣りをしている場所では、カニに対するあたりが最も強いです。
あたりの強さからカニがすごく好きなのがわかります。
但し、以下メリット・デメリットにも記載しますが、チヌ以外でカニを積極的に食ってくるのはカサゴなどロックフィッシュがいますが、色んな魚を狙う五目釣りにはあまり適さないです。
その点も踏まえて以下解説させて頂きます。

カニはどうやって入手するのか?

➀ カニの入手方法について

・釣り具店で購入する。
・通販で購入する。
・現地で採取する。


以上の3点があります。筆者の例で申し上げますと、近隣の釣り具店にはカニは売ってませんので、現地で採取しています。完全現地調達です。
幸い現地にはカニがいくらでもいるような場所なので調達には困ることはありませんが、時期によっては採取が難しい場合があります。
現地にカニがいない、釣具店でも売って無い場合は、通販しかないと思います。

② カニが取りやすい時期

4月~11月位まで(地域差有)

但し、冬でも石を取ると寝ているカニが取れる場所もありますが探すのが難しいです。

③ カニがいる場所

・磯場の石がごろごろ転がっている場所(筆者がよく取っている場所)
・河口部などで防波用の敷石が敷き詰められている場所の敷石の隙間
・テトラポットが多数ある場所
・堤防の切れ目付近(スリット)

以上がカニをよく見る場所です。カニがいればチヌがいる可能性も高いと思います。

カニでチヌが釣れる場所

特に狙い目の場所
1 河川の河口付近(カニは遠投が出来ない為、川幅が狭い方が狙いやすい)

2 海底部分に障害物がある場所(ゴロタ石、牡蠣瀬等)

3 橋の橋脚の際付近や影(シェード)になる場所

4 岸際に貝類が不着している場所

5 カニが多くいる場所

6 排水等の流れがある場所

7 埠頭や漁港であれば完全に岸際狙い(岸際が障害物になる為)

8 底の地形がなだらかに傾斜している場所や船が通ってえぐれているような場所

結果として何らかの変化がある場所となります。
Googleマップで上記の様な場所は見つけることが出来ます。良さそうな場所だなと思ったら実際に現地で判断することをおすすめします。特に干潮時に行くと地形の変化がある場所や障害物の状況がわかりやすいです。

仕掛けの内容

仕掛けの内容

➀ 通常の餌釣り仕掛け
針の内容
管付チヌ針 2号~3号(チヌのサイズで変動)
管付が結びやすくておすすめです。

重り
ガン玉 B~6Bを針から少し話した場所にセット
ズル引きで使用する場合は、2B~6Bを風や流れに応じて1個~2個使用します。

② ジャッカルのちびチヌヘッド(おすすめ)

ジグヘッドという針と重りが一体になった仕掛けです。
重りが扁平で、石が多く、根がかりするような場所で根がかりを回避しやすい形状となります。
根がかりすることもありますが、上記、チヌ針とガン玉のセットより根がかりしにくい形状となります。
ここはちょっと根が荒いなと思ったら使ってみる価値はあります。

ジャッカル ちびチヌヘッドの解説記事です。ぜひご覧ください。

③ オーナー 虫ヘッドパワー
こちらは虫エサ専用のジグヘッドです。通常の虫ヘッドに比べ、チヌなどの強い引きの魚にも対応できるよう太軸の針となります。
こちらも根がかりが軽減される構造となりますのでおすすめです。

虫ヘッドの解説記事です。ぜひご覧ください。

釣れる時間帯について

狙う時間について注意点があります。
朝まずめ、夕まずめが良いということは、他の餌と変わりませんが、カニ特有の理由で狙う時間が限定的な場合があります。

カニは、チヌが大好きな餌ですが、アピール力が無い為、広い範囲で探る釣りには不向きです。
また、アピール力が無いが故になかなかチヌの目にとまらない可能性があります。

筆者が実際に使用して感じたのは、夜はあたりが少ないということです。

なので、時間帯としては、夕まずめまでという印象があります。
夜に釣れたことはあるのですが、あたりが実際に少なくなるので、青イソメに変更することがあります。
以上の点に注意頂ければと思います。

カニでの釣り方

釣り方について

狙う場所は上記釣れる場所を参考にして下さい。基本的に障害物があるような場所を狙います。落としたら基本的に放置で構いません。

数十秒~1分位経過してもあたりが無い場合、少しずらして落とします。回収した際に餌はあるが餌の活きが悪い場合は、落とした後に竿先を動かしてアピールしても良いです。あたりがあれば竿先がグーンと入るタイミングで合わせてください。ドラグ設定は強いほうがいいです。

カニのメリット・デメリット

メリット

➀ とにかくチヌの食いが良い

② その場所にチヌがいれば放置でOK

③ 釣り場にカニがいる地域であれば餌代無料

デメリット

➀ 釣り場にカニがいない、釣具店に売ってないなど入手が困難

② アピール力があまりないので、カニが近くにいないとなかなか釣れない

③ 多魚種を狙うには向いてない

④ カニが暴れて爪で指を挟んでくるので取り付けにくい

まとめ

以上がカニでチヌを釣る方法となります。筆者はカニを使ってよく釣ってます。おそらく最もチヌが釣れる餌じゃないかと思ってます。ただし、夜になると釣りにくくなる部分はありますので、夜は青イソメを使用するなどで対応していけばよいかと思います。