ゲーリーヤマモト イモグラブ。スペック、特徴、使い方、アクションなど

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イモグラブとは

イモグラブとは、ゲーリーヤマモトのブラックバス用ワームです。

もともとゲーリーヤマモトの4インチグラブというワームがあり、その4インチグラブのテール部分をカットしたらよく釣れたことが発祥のようです。

イモグラブには、本家ゲーリーヤマモトの4インチグラブのテールをカットしたものと、スミス社というルアーメーカーがゲーリーヤマモトにイモグラブ(テール無し)の形状のものの生産を依頼し販売しているものもあります。どちらを選ぶかは好みで良いと思います。(筆者はスミスの最初からイモを購入してます)

とにかくイモグラブはよく釣れます。そこに活性の高いバスが居てイモグラブに気づいてくれればほぼ食ってくる感覚です。

釣れる要因としては、ノーシンカーでの水平にゆらゆら落ちるフォール姿勢、クイックなロッドワークに機敏に反応するワームの動き、何もパーツが無いことによる違和感の無さがあります。

そして最も特筆する点として、塩が絶妙に練り込まれたボディはゲーリーマテリアルと言われる他に類を見ない素晴らしい質を実現しており、空気抵抗の無いボディはノーシンカーでぶっ飛びます。

ノーシンカーで使用することが出来ることで、木のブッシュなどに果敢に投げ込めることが出来、ハードボトムでも根がかりがかなり少ないです。


そしてバスのみならずソルトゲームのロックフィッシュなどもターゲットとなり、色んな魚が釣れる可能性があります。

スペック、特徴など(ノーシンカーで使用する前提で記載します)

以下、イモグラブのスペック等を記載致します。

各サイズの長さ、重さ、入数、推奨オフセットフック
イモ30
30mm
約1.3g(カラーにより僅かな差異あり)
10本入り
オフセットフック♯4

イモ40
40mm
約3.5g
10本入り
オフセットフック♯1~1/0

イモ50
50mm
約5.7g
10本入り
オフセットフック♯2/0

イモ60
60mm
約8.5g
10本入り
オフセットフック♯3/0~5/0

イモ90
90mm
約18.5g
5本入り
オフセットフック♯5/0~6/0

筆者はイモ60を愛用してます。特にノーシンカーに慣れて無い時は、ボトムへの着底や引き抵抗が感じられないでストレスに感じる場合があります。

60は重量も約8.5gあり手元への感覚が伝わりやすいので使いやすいと思います。
60mmとはいえ子バスも躊躇なく食ってきますので、数釣りもできおすすめです。

カラー数
12種類
筆者はグリーンパンプキンペッパー、ウォーターメロンペッパーでよく釣れました。
上記2種類があれば昼夜問わず全ての状況に対応出来ると思います。他のカラーも良く釣れます。

飛距離
ぶっ飛びます。余計なパーツが無く空気抵抗が無いためとにかく飛びます。
ぜひ飛距離を体感してほしいです。


マテリアルの質及び耐久性
ボディに塩が練り込まれていることでノーシンカーでの釣りが可能となってます。材質は柔らかいもちもちした張りのある柔らかさです。色んなメーカーがありますが、確実にトップクラスの材質だと思ってます。

人によっては塩が入っていることで耐久性が弱いという意見もネットにありますが、耐久性はけっして弱いとは思いません。実際に同一ワームで数匹釣っても問題無く使用出来ました。ブッシュに打ち込んでもあまり破損は無いです。

イモグラブのボディは表裏が無いので、針先を隠すポイントが裂けても別の箇所に刺せるので何度も使用出来ます。

波動
波動は余計なパーツが無い分弱いほうになります。
なのでオープンエリアなどでのサーチルアーとしては向いてないです。

フォールについて(初めて使用する場合は必ずフォールスピードを事前に見てチェックしてください)
フォールは針の刺す場所によって変化します。
ボディの丸い部分が前方に来る場合は、ほぼ水平にゆらゆらフォールします。

ボディのお尻側(丸い部分の逆側)が前方に来る場合は、バックスライドして斜めにすーっとフォールします。(バックスライドセッティング)
どちらを選択するかは場所の特性に応じて判断しますが、ブッシュの奥にスキッピングで打ち込む場合はバックスライドセッティングでセットします。

仕掛け(リグ)

基本的にノーシンカーで使用します。
上記スペックに記載のオフセットフックを付けてワームをセットするだけです。

おすすめのオフセットフック
デコイ キロフック 
かなりおすすめです。安価で購入もしやすく、使用感も問題無しです。


但し、河川など流れが強い場所ではフリーリグシンカーをセットする場合もあります

アクション、動かし方

ズル引き
文字通りボトムをズルズル引くだけですが、結局これが一番釣れます。
着水してフォールで見せて、ボトムについたらボトムを切らさないようにずるずる引くとあたりがあります。

バスはじっと見ながら追って手前で食ってくることが多いので、手前ぎりぎりまでボトムを切らさないよう引いてください。
引き方は、ロッドの動きだけで引く方法とリールをゆっくり巻いて引く方法がありますが、好きなほうで良いと思います。

ボトムでのトゥイッチ、ドッグウォーク
ズル引きに組み合わせて使います。ボトムからあまり浮かないようにラインを張る緩めるを繰り返し行うことでワームがクイックにアクションしリアクションバイトを誘発します。
使いすぎるとスレますのでご注意下さい。

トップでのトゥイッチ、ドッグウォーク
バスがベイトを追いボイルしている時に使います。
着水後すぐに細かいトゥイッチを入れながら潜らないようにロッドを立ててなるべくゆっくり巻きます。
頻繁にバイトが得られることはありませんが、ルアーをチェンジする間も無いときにやって、イモトップで釣れたことがあります。

上記の動かし方、アクションを行う上で非常に重要なことは、フォールからアクションまで明るい時間に事前に見てチェックすることです。

水深1m位のところでフォールのスピード、トゥイッチの動き、ズル引きの感覚を見てイメージできれば見えないときでもイメージ通りに動かせるので事前にチェックをして下さい。

狙う場所、難しい場所

イモグラブを使用する上で釣りやすい場所、難しい場所があります。

狙いやすい場所
障害物などがありバスがついてそうな場所
ブッシュの奥、石がごろごろしている場所、岸際、流れ込みがある場所、なんらかの構造物がある場所、影がある場所など
以上のような何らかの変化がある場所にピンポイントで打ち込みランガンすることがおすすめです。

難しい場所
オープンエリアで何の変化も感じられない場所は難しいです
イモグラブは余計なパーツが無いため波動が弱く、サーチには向いて無いため、なるべく変化がある場所をランガンしてほうが効率が良いです。

まとめ

以上イモグラブの解説でした。このワームはリリース後かなりの年月が経過してますが、いまだにトップクラスのワームとして君臨してます。それだけ釣れるということです。
筆者もこのワームには常にお世話になってます。ぜひ使用し飛距離などを体感してほしいです。