ガルプ!の集魚スプレーとパウダーの解説!ワームなどルアーに付けるだけで集魚効果アップ!

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ガルプ!の集魚スプレーとパウダーについて

バークレイ社のガルプから以下の集魚スプレーとパウダーが販売されてます。いずれもワームやプラグなどに付けることで、ガルプ特有のフォーミュラ(集魚成分)が水中で拡散し魚を寄せる効果があります。

ガルプの集魚成分の特徴として、通常のソフトプラスチックベイトに比べて400倍もの速度で匂い成分を放出(拡散)する効果があるとのことです。(メーカー表記)

匂いが拡散することで、多少離れた魚でも匂いの効果で寄せることが出来ます。また、魚がワームなどに食ってきた際に、ワームに集魚成分が付着しているので、バイトの時間も通常のプラスチックベイトに比べて長いという効果があります。

具体的な商品名は以下の通りです。
スプレータイプ
ガルプ!アライブ!アトラクタントスプレー 3種類 それぞれ内容量226ml

引用先:バークレイホームページより引用

パウダータイプ
ガルプ!アライブパウダー 1種類 内容量52g

引用先:バークレイホームページより引用

スプレータイプは霧状とスプレーの切替式で、ワームやハードルアー、エギなどに吹きかけるタイプとなります。

パウダータイプは、粉末タイプ(魚の魚粉)のものとなり、こちらもスプレーと同様ワーム、ハードルアー、エギなどに粉末を付けて使用します。鰹節の様な香りがします。

2種共通する内容としては、いずれもルアーなどに直接付けて、水中で匂いを拡散させ魚を寄せて食わせるということとなります。

違いとしては、スプレータイプは完全な水溶性のものとなりますが、パウダータイプは粉末が海水などで溶けてかなり粘り気(ぬめり)のある液体であることです。

筆者はスプレータイプについては、シュリンプという名称のスプレーのみ使用しましたので、シュリンプを使用した感想を以下記載します。その他クローフィッシュとナイトクローラーというものがあり、匂いに違いがあるとのことです。

スプレータイプを使用した感想、使い方など

以下内容は、筆者がボトムチニング(ワーム)で真冬に使用した感想等になります。

スプレータイプについては、完全な液体状(水溶性)となってます。
現地でワームやハードルアーなどに吹きかけて使用することが基本的な使用方法となります。

メーカーの表記では10~15回キャストするごとに吹き付けると効果的と記載があります。

筆者はボトムチニングをメインとしており、ボトムをスロー攻めるのでワームが水中にいる時間が長く、5回位通すと匂いがほぼなくなっている状態でした。なので、4~5回キャストする毎に吹き付けて匂いを維持してました。

また気になる部分としては、吹きかけるだけで良いのは楽ですが、吹きかける度にワームに当らない部分が発生し地面に落ちるので消費量が多い点です。

液体の消費量を抑えるために、何等かの容器(タッパなど)に液体を入れて用意し、数投毎に容器内の液体に付けて使用すると無駄な液体が発生しないで良いと思います。

そして肝心のあたりの多さですが、筆者が使用した時期は真冬で、ボトムチニング(ワーム)で使用しました。使用期間は1月~3月初旬位です。1月位からチニングでの釣果が乏しくなり、匂いの効果で釣果をアップさせる目的で使用しました。

正直、明確にあたりが増えたという実感は得られなかったのですが、実際にこのスプレーを吹きかけて釣れた場面が数回ありました。

使用したのが真冬だったので、チヌの個体数自体が少なく、あたりの多さの違いが判りずらい部分もありましたが、実際にチヌが釣れたので効果はあると判断しました。

パウダータイプを使用した感想、使い方など

パウダータイプについては、ライトゲーム(アジング、メバリング)で使用した感想等となります。

パウダータイプは粉末状(魚の魚粉)となります。
現地でワームなどを一度海水などに付けて、パウダーの容器に入れて粉末を付けます。1度キャストし水中に入ると粉末が粘り気のあるものに変わります。匂いは鰹節の様な匂いがします。

パウダータイプを使用した感想としては、スプレータイプに比べて1回塗布した後の使用時間が長いということです。

粘り気のある液体なので、すぐに匂いが無くなることは無く比較的長い時間匂いの効果が維持されます。また、粉末状なので液体と違って無駄な消費が無くかなり長持ちします。

しかし、粘り気が非常に強い為、ワームを触ると指がべたべたして不快感があります。ある程度粘り気が無くなったタイミングでワームチェンジするなどが必要となってきます。

実際のあたりの多さですが、特にアジングで効果を感じました。
使用した時期は、5月~6月に使用しました。この時期に筆者がよく行く常夜灯にアジが寄ってくるので、通常のプラスティック製ワームにパウダーを塗布して使用しました。

アジが数匹釣れましたが、パウダーの効果が無くなるとあたりが少なくなったように感じました。
そして、再びパウダーを付けると多少あたりが増えるという繰り返しになり、パウダーを付けることで釣果に影響したように感じました。

結果本パウダーは効果があると判断しました。

使い分けについて(どちらを使うか)

どちらを使用するかは、アングラーの方の好みになるかと思います。

筆者が使用して感じた使い分けの方法として
狙いどころが絞れなく、匂いを広く拡散させ魚を寄せたい時は、完全に水溶性であるスプレータイプが良いと思います。

スプレータイプのデメリットとしては、完全な水溶性なので匂いの効果が無くなるのが早く、何度も塗布する必要があり面倒な点です。

常夜灯などである程度狙う場所が絞れている場合は、パウダータイプを使用すると良いと思います。パウダータイプは粘り気が強く、長持ちするのでコスパも良いです。

パウダータイプのデメリットとしては、粘性が強いので水溶性であるスプレータイプに比べて水中での拡散能力が弱い点と、かなりネバネバしているので、ワームを触ると指がべたべたするので、ルアーローテーションの手返しが悪くなる部分があります。

以上の内容を踏まえてどちらを購入するかなど検討して頂ければと思います。

まとめ

以上ガルプ!の集魚スプレーとパウダーの解説でした。
ガルプ特有のフォーミュラの効果で魚を寄せて、食いも強くなる魔法の成分です。特に食いが渋い時に効果を発揮します。

一度効果を試して頂きたいと思います。