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以下にクロダイ(チヌ)キビレの釣り方の概要を記載してます。どこに行ったら良いかわからない、何で釣ったら良いのかわからないなどの疑問にお答えしてますので是非ご覧ください。
チヌ、キビレが好む場所
基本的に潮の影響を受ける場所で比較的浅い場所、その中でも汽水域(淡水と海水が混ざり合う場所)である河口部を好んでます。河口部でチヌを狙うのが効率的です。
河口部を好む理由として甲殻類、貝類、藻類、小魚等の餌が豊富であることが原因です。
特に狙い目の場所
1 河川の河口部(川幅が狭い方が狙いが絞りやすい)
2 海底部分に障害物が多くある場所(牡蠣瀬、岩が点在する等)
3 橋の橋脚付近や影になる部分
4 岸際に貝類がびっしり不着している場所
5 カニが多くいる場所
6 工業排水や下水施設からの放流等の流れが常にある場所
7 埠頭や漁港であれば完全に岸際狙い(岸際が障害物になる為)
8 底の地形に傾斜している部分(ブレイク)がある場所(船道のえぐれなど)
結果として何かの変化がある場所ということとなります。
Googleマップで上記の様な場所はある程度見つけることが出来ます。良さそうだなと感じたら実際に現地でを見て判断してください。特に干潮時に行くと地形変化、障害物の位置がわかりやすいです。
釣れる時期、時間帯
釣れる時期について
チヌが良く釣れる時期は、慣れている人は年中と言う人もいますが、基本的な年間の狙う時期は以下のようになります。
1月~2月 水温14度~10度前後位
特に厳しい時期。深場の水温が安定している場所に移動しているので、個体数が非常に少なく、居着き以外はいないような状況。但し、産卵絡み(のっこみ)の個体が2月下旬頃から入ってくる。
この時期は厳しいと言われますが、晴天時で気温が上昇した日中はチヌの活性があがるので、チヌが居そうな場所を何ヵ所か回ってピンポイントに狙うと釣れることがよくあります。
3月~5月 水温12度~19度位
産卵絡み(のっこみ)のチヌが産卵を意識し、岸際に餌を求めて入ってくる時期。サイズの良い個体が狙えます。キビレも4月~5月に活発になる時期。但し、水温がまだ低く釣果が不安定な時期。
上記1~2月の欄にも記載している通り、晴天時の水温が上がるタイミングでチヌの活性がよくなります。
6月~9月(ハイシーズン)水温20度~30度位
6月頭~中旬位は地域差はありますが、産卵後の個体の食いが悪く、なかなか食わない時期があります。それを超えれば比較的簡単に釣れるようになります。この時期になるべく多く釣りたいところです。
追記:2024年8月はこれまでに経験の無い猛暑日が続きました。これにより8月中旬から下旬に特に食いが悪い日が続き、釣れない時期が一定期間ありました。今後、このような状況が続くと推測できます。
やはりチヌもあまりにも高水温になると食いが悪くなると思います。多少通説から変化している様子を感じます。
10月~12月(多少厳しくなるが釣れます)水温25度~15度位
10月は十分釣れますが、11月位からチヌが深場に落ちる準備に入ると思われるため少しづつ厳しくなると感じる時期です。12月はチヌの適水温である15度以上はあるのでなんとか釣れます。
釣れる時間帯について
地域差や潮汐(流れ)の関係で全くことなるので一概に言えないですが
夕まずめ(日の入り前後)
年間通して一番釣りやすい時間帯と考えます。
午前中~日中
冬~春が良いです。晴れた日は水温が上がるので釣れるチャンスとなります。
夏は気温の上昇により食いが悪くなる印象があります。夏の日中に狙う場合は影になる部分や流れが効いているところを狙うと良いです。
日没後~朝まずめ(日の入り前後)
冬~春にかけては水温低下の影響で難しい印象があります。夏は夜は良く釣れる印象はありますが多少ムラがあります。朝まずめはかなりムラがあります。
結論
夕まずめが良いです。チヌの適水温(15度以上位)を考慮し流れがある時間帯を潮汐表でチェックして時間を決めることが良いと思います。
釣れる生餌(イソメ、カニ)
良く釣れる生餌については、青イソメとカニが良いです。その他貝類やエビ、シャコ等様々な餌が有効であることは色々なネットの記事に記載されていますが、餌を入手のしやすいことと、お手軽にチヌを狙うという意味で青イソメとカニが良いと考えます。
1 イソメについて
イソメはゴカイ類に属します。ミミズに毛が生えたような形状をしておりうねうね動いて魚を誘います。
イソメを使うメリット
➀ ほぼどこの釣具店にも置いているので簡単に購入できます。
② 生きている間はうねうね動くので放置でも釣れます。(生餌共通)
③ 個体差はありますが長持ちします。釣り具店で購入後そのままでも4~5時間位持ちます。
④ 針に付ける際に出る体液に臭いがあり魚を寄せる効果がある。
⑤ 釣り場に魚がいれば魚種問わず色んなな魚が食ってくる。(ボウスを逃れる可能性が高い)
イソメを使うデメリット
➀ 見かけが気持悪いと感じる方がいる(私は気になりません)
② 使用していると弱って動かなくなる(生餌共通)
③ 外れて無くなったり、完全に弱ってしまうことで頻繁に付替えが必要(生餌共通)
④ 釣りに行く度に釣具店で購入する必要有り(生餌共通)
⑤ その日使い切りである(塩漬けにして乾燥するなど方法があるが)
イソメについてのメリット、デメリットでした。購入が簡単であることがメリットであり使用方法もお手軽で、色んな魚が釣れる可能性があるのでかなりおすすめです。
2 カニについて
以下記載するカニとは釣りに最も多く使用されていると言われる岩蟹を想定して記載致します。
カニはチヌが好む餌の中でも特に食いが良いように感じます。チヌがいればよほど満腹でない限り食ってくる印象です。
カニを使うメリット
➀ 投げた場所にチヌがいれば釣れる可能性が非常に高い。
② 勝手に動いてアピールしてくれるので放置しても良い(生餌共通)
カニを使うデメリット
➀ 釣具店で販売しているところがあまり無い(当方のエリアでは売って無い)
② 採取する場合に動きが早くて取るのが難しい。(手袋をつけて下さい)
③ 針に付ける時に爪で攻撃してくるので取り付けが難しい。
④ 多少アピール力が無いように感じる。チヌがいる場所にピンポイントで置く必要有。
⑤ 夜はあたりが無くなる印象がある。(夕まずめくらいまで)
メリットの項目が少ないですが、イソメよりチヌの食いは良いように感じます。チヌがいることが予測できる場所に投げることが重要です。チヌに特化した餌と言えます。
カニでクロダイ(チヌ)を釣る為の解説記事です。ぜひご覧ください。
釣れる仕掛け及び餌の付け方
具体的な仕掛けの内容についてですが、イソメ・カニ共通です。
今回は筆者が使用している仕掛けの内容の記載となります。
特に下段に記載のある虫ヘッドはおすすめです。針と重りが一体となってますので、虫ヘッドをラインに接続するだけで釣りができます。
仕掛けの内容
➀ 針の内容
管付チヌ針 2号~3号(チヌのサイズで変動)
管付が結びやすくておすすめです。
② 重り
ガン玉 B~6Bを使用
ズル引きで使用する場合は、2B~6Bを風や流れに応じて1個~2個使用します。
③ ライン
PEライン 0.8号
リーダー 12lb(3号)
④ 餌の付け方
イソメの付け方
各種ネットでは数種類の付け方がありますが、筆者はチョン掛けだけを使用します。チョン掛けは青イソメの頭を持ち、針を頭に刺します。
頭に付けないと外れやすくなるので必ず頭に付けてください。1本でも良いですが、チヌがいるのに食わない場合は2本~3本つけてるとアピールになります。
カニの付け方
カニは甲羅と胴体の隙間に針を入れて甲羅から突き出すように付けます。
かなりおすすめのジグヘッド
虫ヘッドについて
虫ヘッドというエサ専用のジグヘッドがあります。
虫エサキーパーがセットされており虫エサがズレたりしませんし、根がかりが軽減される設計になってます。ぜひお試しください。
実際の釣り方
釣り方については、上記仕掛けにイソメ又はカニを取り付けて障害物があるような場所に落とします。
落としたら生きている間は放置で構いません。1分位経過してもあたりが無ければ回収して、別の場所に落とします。
落とした後に多少ちょんちょんと竿先を動かしてアピールすると効果的です。あたりがあり竿先が入ったところで合わせてください。ドラグは多少強めが良いです。
まとめ
以上クロダイ(チヌ)キビレを餌で釣る方法の解説でした。
釣果を上げるには場所が最も重要です。場所さえ見つければあとは餌を投入するだけです。いる場所さえ見つければ釣れますので是非挑戦してもらえたらと思います。