デコイのハイパーミ二とキロフックでチニング!使い分け、スペック、特徴など。2つのオフセットフックを使い分けて釣果アップ!チヌ、キビレ。

本記事はアフェリエイトを含む記事です。

デコイ キロフックとハイパーミニとは

キロフックとハイパーミニとは、(株)カツイチのルアー用フックやシンカーを取り扱うブランドであるデコイのブラックバス用オフセットフックとなります。

昨今チニングにおいては、オフセットフックを使用したフリーリグチニングが主流となってますが、そのメリットとしてオフセットフックを使用することで根がかりが回避しやすいことが挙げられます。

フリーリグチニングにおいては様々なサイズ、形状のワームが使用されていて、各ワームを購入するにあたりオフセットフックの適合サイズを調べることはもちろんですが、数あるメーカーさんの中からフックの種類などを選ぶのは慣れてないと最初は難しいと思います。

また、1.5インチ~2インチ位のワームを使用するにあたり、♯4以下の細いオフセットフックだとチヌの強いあごで潰される心配があり使うのを躊躇することもあります。

そこで今回は筆者が考える最もスタンダードでチニングに使用しやすいキロフックと、♯4以下のフックサイズでも強靭性、耐久性が強く使いやすいハイパーミニのご紹介をさせて頂きます。

念のため、オフセットフックの各部分の名称がわかる画像を以下添付します。

その他おすすめのオフセットフックの記事もございますので参考にご覧ください。

スペック、特徴(2つのフックの比較など)

キロフック worm17のスペック(スタンダードでオールマイティなオフセットフック)

キロフックは♯5/0まで幅広くサイズがありますが、チニングで必要な範囲での番手を明記致します。

また、キロフックの♯6、♯4は、チニングでは耐久性に難がありますのでこの番手については、ハイパーミニを使用する前提で記載を省かせて頂きます。

キロフックのチニングでのおすすめ番手
♯3 入数9本 主に2インチ~2.5インチのワームに適合
♯2 入数9本 主に2.5インチ~3インチ位のワームに適合
♯1 入数9本 主に3インチ前後のワームに適合
♯1/0 入数9本 主に3インチ前後で胴体の長いワームに適合

ハイパーミニ worm27のスペック(キロフックより太軸仕様で強靭性の強いオフセットフック)

♯6 9本入 1.5インチ~2インチのワームに適合
♯4 9本入 1インチ後半~2インチ前半のワームに適合
♯2 9本入 2インチ前半~2.5インチ位のワームに適合

ハイパーミニはキロフックと比べてネック部分が長いので同じ番手でも、フック部分の長さがやや短いです。

各オフセットフックの特徴
キロフックの特徴
形状、耐久性、強靭性、フックの太さ、刺さりの良さ、様々なリグへの対応について、最もスタンダードでオールマイティーなオフセットフックです。

特にデメリットは無く普通に使いやすく殆ど悪い点はありません。但し、ここが特に良いという部分は無く、普通に使いやすいフックという印象です。

どのオフセットフックを使用するか迷ったときは、特に悪い点が無いこのフックを使うことで安心感があります。

オフセットフックの予備が少なくなってもある程度どこの釣具店にも売ってますので購入しやすい点も良いと思います。価格もリーズナブルで良いですね。

チニングでキロフックを使用する場合、♯4、♯6はやや軸が細いので、チヌの強靭なあごだと潰される可能性が高いです。なので小型ワームには太軸仕様のハイパーミニを使用すると良いです。

♯3については、伸ばされたり潰されることもありますが、殆どは問題無くやりとりが出来ましたので、♯3はチニングで問題無く使用できると判断してます。

筆者はクレイジーフラッパー2.4インチと♯3のキロフックでおそらく200枚以上の40㎝アップのチヌを釣りましたのであまり心配無く使用してます。

どうしてもキロフック♯3の強度が不安であればフック部分の長さがやや短いハイパーミニの♯2を使用しても良いと思います。

ハイパーミニの特徴
キロフックに比べて太軸仕様になり、ネックの部分が長く設定されてます。
なので、同じ番手でも実際のフック部分の大きさが微妙に違います。特に♯2を使用する場合はフックの長さが違うのでご注意下さい。

また、キロフックと比べて多少ゲイプ幅が狭く設定されてます。

以上がハイパーミニ♯2とキロフック♯2の比較画像2枚です。フック部分の長さとゲイプ幅の違いがわかります。

このフックの特徴としては、太軸仕様でフックの強度が非常に強いです。♯4、♯6を使用しても簡単に潰されたり、伸ばされない強さがあります。

例えばクレイジーフラッパー2インチを使用する場合に♯6のフックがぴったり合いますが、太軸なので安心して使えます。

キロフックとハイパーミニを手に取って強く押して頂ければ、強さの違いがわかると思います。
なので、ハイパーミニは、キロフックのスモールサイズでは不安な部分をカバーする意味で使用すると良いと考えます。

ハイパーミニはキロフックに比べて太軸なので刺さりの良さという点ではキロフックが勝りますが、刺さりが悪い印象は特に無いです。

チニングで良く使うワーム毎の使い分け

ハイパーミニ♯6
クレイジーフラッパー2インチ
ちびチヌムシ1.5インチ

ハイパーミニ♯4
ドライブクロー2インチ
リトルスパイダー2インチ

キロフック♯3 or ハイパーミニ♯2
クレイジーフラッパー2.4インチ
リトルスパイダー3インチ
ドライブクロー2インチ
アーバンシュリンプ2.4インチ

キロフック♯2
クレイジーフラッパー2.8インチ
リトルスパイダー3インチ(キロフック♯3、ハイパーミニ♯2でも可)
アーバンホグ2.9インチ
アーバンシュリンプ2.8インチ
アーバンクローラー2.5インチ

キロフック♯1/0
ハリーシュリンプ3インチ
コーヴァイチュー2.8インチ

以上がチニングでよく使われるワームの適合フックサイズ例です。
以上の内容は筆者独自の使用例となります。皆様にも愛用しているワームで色々試して頂きたいと思います。

まとめ

以上デコイのハイパーミニとキロフックの解説でした。この2つのオフセットフックを使い分けることで幅広いサイズのワームでフリーリグチニングが可能になります。

また、♯4以下のフックでもハイパーミニを使用することで、チヌの強い顎の力でもフックを潰されずにやり取りが出来ます。

特に渋い時期などでは一日に1バイトしか得られない時も多々あり、そのような時に貴重なバイトを逃さない為にもオフセットフックの選定は重要な部分となります。

ぜひキロフックとハイパーミニを使い分けて貴重な1枚をゲットしてください。