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カバークロ―とは
カバークロ―とは、ジャッカルさんのノーシンカー対応バス釣りワームです。ジャッカルさんの赤パッケージ（通称赤パケ）シリーズの一つです。赤パケシリーズは1パック約500円で5本位入ってます。お店によっては、500円以下で売っていることもあります。
本ワームは通常の3インチのものと、カバークロ―グランデという4.5インチのものがあります。筆者は3インチしか使用したことがありませんので、本記事は3インチのみで記載させて頂きます。
本ワームは3インチで約7.5ｇと十分な重みがあり、更にクロー系のアームと触覚部分がパーツとして設置されてます。ノーシンカーでも十分なフォールスピードを確保でき、アームなどのパーツによりアピール力も兼ね備えてます。
ノーシンカーで十分使用可能なので、普段攻めきれないカバーに打ち込んだり、ハードボトムでのズル引きも出来ます。
ノーシンカー系のワームはあまりズル引きはしない印象もありますが、本ワームはアームなどのパーツがありますので、ズル引きすることで甲殻類を模した動きでアピールすることも出来ます。
また、フックを刺す向きによってフォール姿勢を選ぶことが出来、アームがある頭部から針先を刺すとバックスライドセッティング、お尻の部分から針先を刺すと順刺しセッティングで水平フォールが可能となり、場所に応じて選択できます。
アーム部分はリブが刻まれてます。アクションを入れることで水押しを発しバスを寄せます。ヒゲの部分はステイ時でも流れでユラユラと揺らめき、バスにアピールします。
以上の理由により、ノーシンカーで使えてズル引きでもアピールできる汎用性の高いワームだと言えます。
普段攻めれなかった場所にガンガンアタックしバスに出会う確率を高めることが出来ます。
スペック、特徴
サイズ
3インチ 約7.62㎝
重さ
約7.5ｇ
入数
5本
オフセットフックサイズ
♯1/0
筆者はキロフックの♯1/0を使用してます。メーカー表記では♯１、♯1/0と記載があります。
カラーバリエーション
ジャッカルさんのホームページを参照下さい。
筆者はモエビメロンで子バスが爆釣しました。
特徴
波動
波動はナチュラル系です。アーム部分と触覚部分によりナチュラルな水押しがあります。
耐久性
耐久性は良いです。1本を何度も使用できます。
飛距離
自重があるのでノーシンカーワームの中では普通に飛ぶ印象です。ぶっ飛ぶという感じでは無いです。
イモグラブに比べると飛ばない印象です。（パーツがあるので仕方ないですね）
フレイバー
ジャッカルさん特有のエビっぽい匂いがあります。パッケージにも小さくエビフレイバーと記載があります。匂いで寄せる効果があります。
フォールスピードについて
自重が約7.5ｇあるので比較的早いほうだと思います。フォールスピードにストレスを感じるということはありませんでした。
実際に使った印象
3インチということもあり子バスがよく食ってきます。バスがついてそうなところに躊躇無く攻めれますので、バスが食ってくる確率が高い印象です。
ズル引きでもあたりが多いのでフォール後すぐに回収せずに手前まで誘いを入れると食ってくることが多いです。
リグ（仕掛け）について
リグについては、ノーシンカー一択で使用してます。フリーリグ、テキサスリグなどで使用することも問題無く出来ますが、本ワームを使用する理由として、ノーシンカーじゃないと攻めるのが厳しい場所でのみ使用してますので、必然的にノーシンカーでの使用だけになってます。
おすすめのオフセットフック
デコイ キロフック ｗｏｒｍ17 ♯1/0
安価である程度どこの釣具店さんにも置いており購入しやすいです。耐久性も強靭性も強く本ワームに丁度良い大きさです。
使い方
ノーシンカーでの使用を想定し以下のような使い方をしてます。
ブッシュ（木の枝などが生い茂っている場所）の隙間にキャストする方法
木の枝が生い茂っているような場所にバスはよくいます。大きなバスはブッシュの一番奥にいることが多いです。
夏などの暑い時期はなおさらブッシュの奥の影に潜んでますので、なるべく水面スレスレに平行にキャストしワームが水面の表面を跳ねながら進む（スキッピング）ようにするとブッシュの奥にワームを持っていけます。
そしてフォールしたらあたりの有無を確認し、食ってなければその場で少しロッドをチョンチョンと煽ってみて、食わなければ少しづつズル引きしながら回収します。
ズル引き中は時折シェイクすると周囲へのアピールになるので有効です。
以上の様な使い方がカバークロ―の特性を生かす意味で有効な使い方だと思います。
まとめ
以上カバークロ―の解説でした。自重約7.5ｇあるのでノーシンカーで使用出来、クロー系ワームのようにズル引きでも使用出来ます。
あのブッシュの奥にバスが居そうだな、しかし、対応するワームが無いなという時は、このワームをご用意ください。
ブッシュの奥で食ってこなくてもアーム部分のアピールでワームを追って食ってくることもあります。
ぜひ一度ご使用下さい。
